ニセコクラシック対策練習会に参加して参りました。
落車から1週間。少し不安はありましたがスマートコーチングさん主催のニセコクラシック対策練習会に参加して参りました。
落車についてはこちらをご確認いただければ幸いです。
練習会について
この練習会は本来、沖縄で行われる筈だったのですが参加メンバーの関係から急遽、相模原近辺をスタートにした回に変更となりました。
合計二日間行われメンバーはスマートコーチングの既存のメンバーとその知り合いのみ参加できる?イベントだったようです。
1日目の参加者は4名、2日目は6名でした。
この人数にコーチが2名着くと言う豪華なメンバーでトレーニングライドが行われます。
コーチ陣について
豪華です。2日とも担当してくださるのは内間康平さんです。言わずと知れた〜
ロードバイクに乗るテクニックだけで無く、マナーや補給、回復について等、ロードバイクに乗るために必要なことを事細かに教えてくださいます。
そして1日目に帯同して下さった岸 崇仁さん。いつもスマートコーチングの合宿、サイクルスクールで教えてくださいます。
2日目は岸さんに変わり安藤さんが担当してくださいました。
この人数に対して、このコーチの数…少し過剰?な気がしましたがその通りでした(笑)
ワタクシが登りで千切れてもしっかりサポートが入ります。お陰様で気を抜けない!
嬉しい限りです。
1日目のコースと内容について
橋本周辺からスタートし、大垂水峠→雛鶴峠→道坂峠→山伏峠→道志みちで帰って来るルートです。
一言で言って良いルートです。これまた練習で使いたいと思わせてくれるルートでした。
峠までは一つの集団で走りますが、峠に入ったら各々のペース…かと思いきや、最後の山伏峠以外はペース走でした。もちろん途中で千切れましたが〜
登りで頂いたアドバイスについて
途中、道坂峠では盛大に千切れてしまった為、岸コーチが回収に来てくださり私の登り方を後ろから見ながらアドバイスをしてくださいました。
シッティングに関してはブラケットの持つ位置とハンドルの引き方についての指導がメインでした。
ダンシングについては重心の位置とこれまたブラケットの握り方です。
どうやらステムが少し長い事もあり、登りで握りたい位置でブラケットを握れていない模様です。
ニセコクラシックまでにどうするか現在考え中です。
ちなみにハンドルの引き方については忘れていた事と、自分自身の解釈が全く間違っていた事も判明しました。その場で実践してその効果が分かると嬉しいですね。
下りで頂いたアドバイスについて
落車明けの影響があり、まだかなりダウンヒルが怖い!感が抜けていない状況です。
大垂水峠の下りでは岸コーチが後ろから私の下りをしっかり見て下さりアドバイスを頂きました。
要約すると…
・怖いがフォームに出ている。
・前乗り状態のまま下っていて自分で怖い方向に持って行っている。
→サドルの後ろに乗るように修正
・結果、ハンドル荷重で下っている。
・恐怖で上半身が立っており重心が高い
「完全にビビっています」
とお話しすると
「今、分かっているところから修正すれば怖さはだんだんと減り、直ぐに下れるようになるから一つ一つ直して行きましょう!」
と言われました。
治ったか?は分かりませんが帰る頃には最初にあった恐怖心と言うか変な緊張感は殆どなくなりました。
個人的に一番大きいのはサドルへ座る位置だと感じております。
後ろに座る事でだいぶハンドルへの荷重が減りシビアに感じていた操作感が普通に戻りました。
落ち着いて考えれば下では最初からフロント荷重になっているので乗り手である人間自身が後ろに荷重することでバランスを取らなければバランスは崩れてしまいますね。
改めて知り、実感することが出来ました。
2日目のコースと内容について
疲労困憊な2日目。実はこの日は途中離脱しました。
この日は朝集合する前から身体全体の疲労感が半端無かったです。
ただ付いて行けるところまでは頑張って、迷惑が掛からないところで離脱しようと考えておりました。
結論から申し上げますと都民の森の頂上で燃え尽きました。
理由と言うか言い訳を申し上げますとサラ脚で登場した安藤さんが最初からかなりのペースで引きます(笑)
私は残念ながら一番後ろからスタートしたのですが、私がクリートキャッチする前に既にダンシングで飛ばしているので毎回インターバルが掛かり無事死亡(笑)
集団でば走る場合は”後ろも意識してスタートせよ”と言いますが正にそれを肌で感じる1日でした。
とは言え、既に前日で脚が終わっていたのは事実と言うかこれが支配的な理由です。
それを理由に都民の森の登りではローテーションに入らずツキイチで走らせて頂きました。
それでも残念ながら途中、信号ストップもあり私が原因で中切れを起こしてまい千切れてしましました。
私自身はそこで終了でしたが後ろに付いていた皆さんはそこからもう一度追い始めました。これが仕上がっている人との違いだなと実感しました。
その後は一応、皆さんと会うために頂上までなんとか登り挨拶をしてから来た道を下ります。この時点で脚の筋肉が踊り出しており気を抜いたら両足とも攣りそうでした。
下りについては前日に学んだことを確認する絶好のチャンスとなりました。
またこの日は既に脚が攣りそうでしたが”攣ったら終わり”と前日に内間コーチから聞いていたこともあり何とか攣らないで家に帰ることが目標となりました。
ただ、家までの道のりが約50kmあることと来た道が最短ではあるのですがほぼ覚えていないと言う割と悩ましい状況でした。
また残念ながらほぼ食欲がない状態でかなり先行き不安でした。
休憩中に奇跡が!?
大袈裟ですが奇跡です。都民の森を降り切ったところにあるコンビニで休憩をしていると同じライドに参加していたYさんが現れます。
お聞きするとYさん自身も疲労で思うように乗れず離脱してきたとのこと。
幸い、このライドのルートを作った方でもあったので帰り道はご一緒させていただくことに。
Yさん自身も前日からの参加で疲労MAX状態と言うこともあり無理せず一緒に帰路につくことが出来ました。
まとめ
たくさんのアドバイスを頂きましたのでそれを箇条書きにすることでまとめとさせていただきます。
岸さんから頂いた上記のアドバイス以外を記載しますと。
・日差しの弱いと思っている冬や短時間のライドでも必ず日焼け止めを塗ること。
・カロリーだけで判断せず何を何のために食べるかを考えることが必要。
・10分の登りを同じペースで繰り返し登る練習で登りは強化できる。
・脚だけに囚われない。バイクは全身を使って乗っていることを忘れない。
・1%かそれに満たないような向上を大切にする。
・小さな積み重ねでしか人は強くなれない。
たくさんの金言をいただきました!
この二日間、本当に贅沢なほどにマンツーマンでご指導いただく時間を多くいただきました。実際、上記以外にもたくさんのアドバイスをいただきました。
また思い出したタイミングで記事させていただきたいと思います。
いつも最後までお読みいただきありがとうございます!!