ぐるとち2022で落車してしまった件について
先日参加させて頂いたぐるとち2022で落車してしまいました。
今後、同じ過ちを犯さぬために状況と原因について書いてゆきたいと思います。
これを読んで頂き少しでも落車が減れば幸いでございます。
誤解の無いように申し上げておきますとぐるとち2022は本当に楽しく素晴らしいイベントでした。
そんなイベントを自身の不注意で完走出来なかったこと、一緒に走ってくれた妻も完走させて上げられなかったことが残念でなりません。
最初に
落車した際に助けて頂いた3人組の方々、現地に急行頂きエイドステーションまで運んで下さったサポートカーの方、スタート地点まで運んで頂いた那須ブラーゼンのスタッフの方、そして多くのぐるとち関係者の方々、最後に心配を掛けた妻へ
本当にご迷惑をお掛けしました。そして本当にありがとうございました。お陰様で今はまだ無事に過ごせております。
なにがあったのか?
単独落車です。
転倒時に頭を打っており、全部しっかり思い出すまでに少しだけ時間が掛かりました。
状況も鑑みて3つの事情が重なった為に落車してしまったと考えております。
落車した場所はややきつめの下りの左コーナーでした。
事象そのイチ:先に落車していた人がいた
正直に言えば走っている時に落車している人がいると認識できず、止まっている人がいると思いました。
場所はコーナーの外側でした。
咄嗟の判断でイン側に曲がって避けるコース取りをしました。
事情そのニ:マンホールとアスファルトの盛り上がりがあった
上記の事象がありイン側にコース取りを変更した際のコース上にマンホールがありました。そのマンホールの肩の部分のアスファルトが盛り上がっており、そこに運悪く乗り上げてしまいました。
この際、前のタイヤがパンクしてしまいハンドルがブレ、抑える動作(前荷重)に入った際にリアがスライド→落車と言う流れのように感じております。
事情そのサン:進入スピードが少し早過ぎた
ほんの少しです。コーナー自体がブラインドになっており曲がる角度に対して少しだけ速く入ってしまった模様です。
このスピードを少しだけ前半の下りで落としていれば上記の事情を一つずつ解消出来たのではないかと考えております。
落車後のバイクについて
不幸中の幸いなことに、バイクの見た目はほぼ無傷でした。
STiレバーが地面に叩きつけられた衝撃により曲がっている以外はダメージは感じられませんでした。
ただその後にいつも面倒を見てもらっているBike Shop Forzaさんに持ち込んでチェックをして頂いたところ大きく2つの問題が見付かりました。
本当にごめんなさい。もっと軽く終わるかと考えておりました。なので閉店ギリギリもしくは閉店した時間にお伺いしてしまいた。
それでもForzaの東さんは全て惜しみなく時間を使って頂いて隅々までチェックをして頂きました。
機材の問題そのイチ:ホイールの振れ
パンクしたフロントでは無く、リアホイールが振れておりました。
目視ではスポークの曲がりなどは無かったようです。それでも横に大きくフレが出て居たようです。このフレの原因は何なのか?分かりませんがパンクが出たフロントより何かしらの大きな力が掛かったのだと考えられます。
機材の問題そのニ:STiレバーのスイッチ故障
最終的には直して頂きましたが治らなかった場合を考えるとぞっとします。
おそらく、転倒の際最初に左レバーを地面に叩き付けておりその衝撃で内部のスイッチとレバー本体のアーム?を繋ぐバネが外れてしまった模様です。
東さんの方でいち早くその点を発見して頂き、その場でバラして確認→組み直しで治して頂きしました。
しばらく様子見が必要ですがとりあえず治ってほっとしております。
ウェアへのダメージについて
結論から申し上げますとアソスのビブ以外、地面に触れたものは全て廃棄する(しなくてはならない)程に破れました。
改めてアソスのビブは凄いと思いました。
ダメになったモノ
ジャージ上 Rapha
ジレ Rapha
写真無し
ヘルメット IZANAGI
シューズ BONT Herix
悲しい…
怪我について
こちらも結論からですが骨折はありません。
ニセコまで時間がありませんが最悪の状態は回避出来ました。
ほぼ打撲と擦過傷ですが一部、それ以外の症状もありますので記載しておきます。
首周りの筋肉痛
転倒した際に瞬間的に自身の体を守る為に凄い力が掛かったようで首周りがガッチガチです。
この痛みは記憶によるとスノーボードでの転倒に発生していた種類の痛みと同じです。自己防衛本能によるものと理解しておきます。
太腿付け根の筋肉痛
これも上記と同じかと思います。
転倒時に瞬間的に自身の体を守る為に力が入ってしまった結果の筋肉痛だと思います。足を上げるのも痛くて上げられないところを見るともはや筋肉痛を通り越して肉離れなのかな?と思えるくらい痛いです。
歯の痛み
顎と言うか歯と言うか微妙ですが左の奥歯それも下側が痛くなりました。この痛みピークは次の日で痛みは3日目には完全に引きました。
原因は上記の2つと同じく転倒時に瞬間的に力を入れている証拠だと思います。
お陰様で今は痛みはありません。
怪我のまとめ
ヘルメットに傷があることから病院に行ってきました。
レントゲンも撮ってお医者さんからも骨に異常は無く、痛みが治ったらトレーニングを開始して良いことはご了承頂きました。
ただ休むこともトレーニングだと思ってくださいと鍵を刺されましたので今週いっぱいはゆっくりする予定です。
まとめ
最初にも書きましたが迷惑を多くの方に掛けてしまいました。本当に申し訳ありません。
今回のワタクシのミスは進入スピードをしっかり落とさなかったことです。個人的にはそんなに速かったと思っておりませんが結果的にその後起こる2つの事象に対処出来なかったことを考えるとその判断が間違っていたと判断せざるを得ません。
楽しいはずのイベントが1つの判断ミスで痛い思い出に変わってしまいます。今後は更に気を付けようと心に誓いました。
サイクリストの皆さまにとってこの記事が落車防止に繋がることを期待しております。
良きロードバイクライフを!
ワタクシはまず快復に努めたいと思います。
しばらくは散財の想像をして傷を癒やします!
最後までお読み頂きありがとうございました。