ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

ごく普通のサラリーマンがサイクルロードレース 世界選手権に出場を目指すブログ

スマートコーチング合宿@伊豆 Day3に参加して参りました。

今回の合宿の最終日です!

f:id:yonpei-lespaul:20220329212038j:image

既に疲れ切っておりますが私にとっては2日目、皆さんにとっては3日目であります。

頑張らない訳には行きません。

 

この日のメニュー

この日はロング練習+ロングヒルクライムです。

前回の記事でも書きましたがロングライドでしかもロングヒルクライムです。

 

具体的には120kmを走り仁科峠を登る、そんなライドです。

f:id:yonpei-lespaul:20220329211918j:image

今回の目標は仁科峠までは千切れることなく走り切りたいと思い出発しました。

 

仁科峠の登りで学んだこと

私のグループには平塚コーチが帯同してくださり、色々とアドバイスをしてくださいました。

走りながらのアドバイスが中心ですが走り終わった後にもアドバイスの意味なども含めて私の稚拙な問答にも応じてくださいました。

 

ヒルクライム時でも隊列を乱さない。

ヒルクライムの時に得られるドラフティング効果は非常に少ないのですが、後ろに付くメリットは大きく分けて2つあるとのことでした。

f:id:yonpei-lespaul:20220329212141j:image

 

・それでも積み重ねると以外に効果があるドラフティング

長い峠であればその小さな積み重ねは必ず自分の体力で返ってくるそうです。

登りが苦手であれば単純ではありますがしっかりとドラフティング効果を得られるよう隊列を崩さず走る事が重要とのことでした。

ここで書いていて思い出しましたがこの話は2017年のツールドおきなわでも同じ事を大村コーチからレースの最中に言われました。

レースを生業とする方が言うのですから確実に必要な事だと再認識させて頂きました。

 

・ギア比を合わせる事で脚を温存出来る

登りで前の人にペースが合わず横に並ぶ事があったのですが、それについては脚が合わないのでは無くギアが合っていないとの指摘を頂きました。

合わないギアで漕ぐことにより一時的に横に並んだりする事が出来ますが必要の無い大きなギアを踏んでいる場合が多々あるとの事です。

 

しっかり後ろについてギア比を合わせる。小さな積み重ねを出来るだけたくさんする事で脚を温存しその後のレースでここぞと言う時に使う事が出来る!はずです。きっと。

 

苦手であれば苦手である程、繊細に丁寧に取り組んでくださいとのお言葉を頂きました。

今回の合宿で頂いた二つ目の金言となりました。

*一つ目の金言は別のブログで書きたいと思います。

 

練習後に頂いたアドバイス

私自身、今季シッティングを課題にしておりますが一緒に走っていただいた平塚コーチはがっつりダンシングをしておりました。

そこでお時間を頂いて私なりに悩んでいるポイントをいくつかお話しさせていただきました。

f:id:yonpei-lespaul:20220329212212j:image

・ダンシングとシッティングの割合について

問)シッティングが苦手で直ぐにダンシングに逃げてしまう。ゲラント・トーマス(だったかと思う)がシッティングで漕ぎ続ける方が速いと言っていたので今年からシッティングを重視してトレーニングしているがそれでも辛くなると逃げてしまう。

何かシッティングを長い時間こなすコツやそれ専用のトレーニングはあるのか?

 

回答)そもそも体型が大きい選手が長い時間、ダンシングするのは物理的に辛い。なので体格に合わせて走り方も変わってくることはあらかじめ認識してほしい。

もしシッティングを強化したいのならそれに合わせて、シッティング縛りなどの練習等を積極的に入れる必要がある。

またシッティングが辛いと感じる場合はそれなりの理由があるのでそれも探す必要がある。

ただダンシングについては、そのトレーニングを怠ると直ぐに退化してしまうことも考えられる。出来るだけ積極的にダンシングに取り組んだ方が良い。ダンシングが出来ることは強みなので封印する必要は無いはず。

 

・ポジションについて

問)最近、ハンドルとサドルの落差を付けようとすると骨盤の角度が立たず寝る方向になってしまう。

いわゆるエアロポジションを取ろうとすると特に骨盤の角度が寝てしまう。

平塚さんはどう意識してポジションを取っているのか?

f:id:yonpei-lespaul:20220329212237j:image

 

回答)まず初めに大型の選手のエアロポジションを我々(平塚さんと私は背丈が似ている)が取るのは物理的に不可能。

また骨盤が立っている方が足の引き上げが楽だが寝かせなければペダルに体重が乗らないのも事実。

一つの事象やアドバイスで全てを判断するのでは無く、そのアドバイスしている人の特性も見てから自分に合っている物なのかも判断すると良い。また正解は一つでは無く状況にもよると言う事も知って欲しい。

大変為になりました。手近な情報に惑わされている自分にも気付く事が出来ました。

迷ったはまた平塚さんにアドバイスを頂きコナステイに来たい…そう強く思いました。

 

上記以外にもいろいろとアドバイスをいただきましたがここでは割愛させていただきます。

アドバイスを頂いて感じたのは、近い体型の方に教えていただくと共感できる内容が多いと言うことです。

これってきっと当たり前のようで今まで気付かなかったことでした〜

 

まとめ

レーニング後にも非常に有益なアドバイスを頂くことが出来た今回の合宿。

実はその後の日程でもコナステイさんにお世話になりもう一泊させていただきました。

お陰様で三連休最後の渋滞にハマることなく次の日にゆっくり帰宅することが出来たのも満足度向上に一役やっていると言えます。

TSS的には2日で500弱と最近の中ではかなり高めの2日間になりました。

お陰様でこれを機に少しづつ調子も上向いて参りました。

そして今後も合宿だけで無く、いろんな人と走りたいと思うようになりました。

今後も当面の目標であるニセコクラシックに向けて頑張って参りたいと思います。

 

いつも最後までお読み頂きありがとうございます!