ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

ごく普通のサラリーマンがサイクルロードレース 世界選手権に出場を目指すブログ

鎖骨骨折して事前に事後にやっておいて良かったこと。

せっかく鎖骨骨折→手術とやって来たので事前にやっておいて助かった事や事後でもやって良かったこと、やるようにアドバイス頂いた事などを纏めたいと思います。

鎖骨を折る前にご一読頂ければ幸いです。

 

■事前にすべき事
・レース対応の保険に加入すること
これは一概に自転車保険と言う訳ではありません。
自転車保険は自転車事故の場合に相手の保障するもの…それが主要目的だと考えられます。
事故をした自分を守るものは損害保険だったり医療保険だったりします。
怪我の回復をさせる費用を賄える物であれば保険の種類な問いません。
もし、あなたが自転車保険に加入していればもう一度このブログを読んだことをきっかけに約款を読み直してみては頂けないでしょうか。
事故が起こってからは遅いです。
ちなみに私が加入していて助かったのはこの前もお話ししたau自転車保険バイクルベストです。レースでの事故もカバーされます。

www.au-sonpo.co.jp


■手術の必要性とその費用
・個人的にはやって良かった
私はツールドおきなわを目指すと言う目標の為に手術しましたが結論から言うと、そう言った特異な目標が無くても手術して良かったと考えます。
手術後は腕を動かすことが可能になり手術後数日でTシャツを着れるようになりました。
そして、髪の毛も両手で洗うことが可能に。固定されていることで不安が無くなり日常生活が楽になりました。

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・やるなら早い方が良い
私は事故から約1週間で手術を受けました。それまでの期間は本当に不自由な生活を送りました。
骨がくっ付くまでは動かせないのですから…。ただし、手術のリスクもあります。

 

・手術のマイナス面
もし手術をする場合、主だったリスクはお医者さんから説明してくださると思います。
ただ、私の感じたマイナス面はそのリスクとは別物でした。
一つに体力を思った以上に使うと言うことです。
当たり前ですが身体にメスを入れる訳ですからダメージが無い訳がありません。
具体的に言うと、手術後は抗生剤と化膿止め?の点滴を受けます。それを全て実施した後でも身体に残るだるさと熱っぽさは抜けません。
どれくらい抜けないか?と言うと人によって違いますが私は5日間はだるさが残りました。

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これって主に体力&免疫力の低下から引き起こされるのか、私は残念ながらツールドおきなわ直前に風邪?を引きました。
手術を受けた後は安静にすると共に風邪を貰わない努力もいつも以上に必要となります。

 

・費用はどれ位掛かるのか?

■掛かった病院代

10/20(日)      救急病院:    4,940円(三角巾代300円含む)

10/20(日)      薬代  :       400円(痛み止め等)

10/21(月)      病院代 :    9,930円(レントゲン、血液検査等入院に必要な検査全て)

10/25,26,27  入院費用:119,040円(二泊三日の入院費用、骨折観血手術、検査等)

11/01(金)   退院後検診:    1,240円(レントゲン、検診)

11/06(金)  沖縄前検診:        590円(検診のみ)

 

■タクシー代

10/20(日) 先輩のクルマの為、費用無し(感謝)

10/21(月) 行き:2,180円(忘れ物を取りに帰った)

     帰り:1,370円

10/25(金) 行き:1,550円

10/27(日)    帰り:1,370円

*これ以降、電車にて移動。

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上記の領収書&明細書を纏めるとこんな量になりました。年末の医療費控除の為全て保管しております。


私は入院は2泊3日でした。そして手術一回。
これで費用的には上記の通り約12万円。

救急病院では約5千円。また最初の検診では約1万円掛かります。

そして、意外に聞いてくるのがタクシー代。怪我をしてからしばらくは歩くのが辛いことが多くありタクシーが欠かせません。私はクルマを持っておりませんがあっても運転できないと思います。

 

■限度額適用認定証について
・私には必要ありませんでした
詳細は下のURLを見て頂ければと思いますが、収入に応じて月々の医療費の支払金額に限度額が設定されております。

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今回、10月度に支払った金額は上記の通り約12万円程度です。
私の収入で設定されている限度額は140,100円ですのでぎりぎり到達しませんでした。
ちなみに限度額適用認定証の入手はそんなに難しくありません。
加入されている健保組合の指定フォーマットに記載をして請求するだけです。

また限度額適用認定証が届いたらどのような用途で使用するのか?
「事故」ならば事故の状況とその証人(警察or知り合い)のサインが必要となります。

www.kyoukaikenpo.or.jp


■家族、チームメイトのサポート
・感謝をしっかりと形にすべきだと痛感致しました

チームメイトの先輩(実際は会社の先輩でもある方)には独り者の私と言うこともあり、たくさんのサポートをして頂きました。
具体的には当日そして次の日まで…救急病院への移動、入院&手術する病院の紹介、そして夕ご飯まで…。
本当に感謝しかありません。

また家族は当たり前のように頼ってしまいましたが事故の次の日と入院中から退院まで。
身に染みて分かったのは好き勝手生きておりますが一人で生きている訳では無く本当にいろいろな人に支えられているのだなと実感しました。

Twitterの皆さんの励ましをいただく
特に入院中はたくさんのリプライを頂き見るだけで元気を頂きました。
返信は不要です…なんてお気遣いを頂いたりして、本当に人のやさしさが身に沁みました。
また、保険や怪我や手術後についてもたくさんアドバイスをいただきました。特に保険についてはTwitterで教えて頂かなかったら申請してない可能性すらあります。
本当にありがとうございました。


■あって良かったもの
・日用品「電動シェーバー、電動歯ブラシ
いつも必ず使うものでも両手が自由に使えないとその行為自体がストレスになるものがあります。

 

 
それが髭剃りであり、歯磨きでした。
電動歯ブラシは既に持っていましたが改めてその有用性を実感しました。
電動シェーバーはきっと15年振りくらいに購入し使ってみました。15年前よりきれいに剃れるし片手でガンガン剃れます。
ある意味感動的です。
髭面で会社に行くことも可能ですが(私の会社は純日本企業ながら自由)髭を剃って行った方が受けも良いし何より元気に見えます。

・怪我をしたからこそ必要なもの「腕釣りサポータ、アイシングバッグ」
当初、三角巾を使って生活をしていたのですが必要に応じて付けたり外したりしておりました。
三角巾は腕の長さ等に合わせて病院で看護婦さんに付けて頂いたのですが外すのが苦痛以外の何物でもありません。
そして真っ白な三角巾は汚れが思った以上に目立ちます。
そこで腕釣りサポータなるものを購入して使ってみました。これは自分で緩めることも締めることも可能なので簡単に取り外し出来ます。
これさえあれば日常の自由度も上がります。高いものでも無いので即購入をお勧めします。

 

 

 

またアイシングバッグですが手術後に使用しましたがきっと怪我をして直ぐに使っても問題無かったかと思います。
特に患部は熱を持っておりこれが結構辛いです。アイシングすることで大分楽になります。

 

 

■会社での休み「有給休暇、積立休暇」 

・初めて使った積立休暇 

今まで積立休暇なるものを使ったことがありませんでした。

通院にも半球から適応可能とのことで初めて使って見ました。

有給休暇とは別の括りで5日まで使えるとのことでした。使い方は簡単で通院の証明となる書類(ここでは領収書)を申請時にPDFで添付するだけ。

合計3日使わせて頂きました。

 

■まとめ

思いつくがままに書いて見ました。これで全てか分かりませんが取り敢えずレースでの怪我が保障される保険に入ることを強くお勧めします。

とは言え、怪我をしないことが一番大切だと思います。

 

いつも最後までお読み頂きありがとうございます。