初めての手組みホイール
普段履きのホイールとして使っていたDura ace 9000 C24のリムがお亡くなりになるタイミングで初めての手組みホイールに手を出してしまいました。
コンセプトは普段履き!
乗り心地重視!
壊れない!
出来れば登れる!
そんなホイールです。
◾️リム選び
まずはホイールの肝!リム探しです。
リムハイトは50mmでは高過ぎるので40mm以下で探します。ただ、24mmとかまで低いとロードレースにはちょっと向いてい無いかなぁと思い38mmを選択!
また私の中ではチューブレスは譲れ無いと言う事もあり、チューブレスレディか、チューブレスのリムを探します。
そして発見!38mmでチューブレス(レディでは無い!)です。
問い合わせするとホール数は選べるとの事でしたのでフロント16h、リア20hを選択。
こう言う使う部品を選んでいる時が楽しいですね!
また、カーボンの仕上げも選ぶ事が出来るとのことで3kカーボンのマット仕上げを選びました。実はこのリムの到着までに3週間以上掛かりました。急いで居ないとは言え待ちに待ちました。
リムには穴がありません!これでリムテープも不要!
◾️ハブ選び
次にハブ選びです。ハブは軽いもの!と言う事でTNIのエボリューションライトを選びました。実はDuraのハブを流用する事も考えたのですが一度、ショップで組んでもらうも上手くいかず…ハブも合わせて購入する事になりました。
*汎用のストレートスポークを使って一度仮組をしてもらいましたが、ハブにスポークが食い込みそうな現象が見えた為、途中で断念。ハブを傷付ける前に撤退です。
さて選んだエボライトですが、実はウィングハブと悩みました。
ただ、のむらぼさんのページでも解説されていたように安いのに構造が理想的とのことでしたのでエボライトに軍配があがりました。安いのに良い!って言うのでお買い得感満載です。
◾️スポーク
次にスポークです。スポークはDT SWISSのコンペティションとサムピのCX-RAYの2者択一でした。結局、首折れせず軽い!と言う事でCX-RAYをチョイス!
1本500円と言う何気に高ーーーーーいスポークです。しかも36本買わねばならないこともあり地味に聞いてきます。まるでボディブローのように…。
▪️不具合について
これは組んで見ないと分からないことなのかも知れませんが仕上がり一発目から不具合が発生しました。
ブレーキを掛けるとグングングンと段付きが発生します。
最初はフレが出ているのかと思いましたが、実際はリムのブレーキ面にムラがありそこでブレーキシューとの当たりが安定しない症状が出ております。
さて、こうなると持ち込みのリムの責任はショップでは見てくれません!いや当たり前ですね。そもそも持ち込み品のリムのフレ取りを文句も言わずにやって頂いて頭が下がります。
そこでWebで少し情報収集をします。もちろん、ショップの方も参考情報を教えてくださいました。
結論はこの程度の巷でもそこそこあるようです。いや、昔は良くあった症状のようです。
いくつかの有名?メーカーでも発生していたようですね。また熱変形でそのような症状を発生させる例もあるようです。いずれにしてま研磨するなりして面揃えするしかないようです。
幸いにして大きな凹凸がある訳では無いので180番台のペーパーで少しずつ研磨を行います。一応、気休め程度ですがストレートゲージを当てて磨きます。
微かに盛り上がっているポイントがありそこを重点的に磨きました。
時間にして20分程度です。
何度かブレーキシューとの当たりを確認して面揃えを見ます。3回までほぼ満足行く面が出てました。
さすがにこのまま実践投入は怖いので、そのままロードバイクに履かせて試験走行に出ます!
雨が降っていましたけど!
感想はグングン言わなくなりましたが面出しした場所でのブレーキは音が変わります。ただスプリントからのフルブレーキングでも問題なく止まっているのでまずはOKとします。
今後、峠から下るなどして様子を見るとします。
あ、当然のことですが本件の真似はやめてください。やる場合は自己責任でお願いします。
▪️総括
買って良かったか?はまだ分かりません。いきなりの不具合もありました。結構な金額を掛けてこの結果なので少し落ち込みましたが勉強になったので良しとします。
少なくとも…ディスクブレーキに移行するまではこのホイールを普段履きとして使いますし、リムがダメならリムを信頼の置けるものに交換するのもありだと考えております。
その頃はスパークは流用出来ないとは思いますが…
結論!リム選びは慎重にしましょう!です。
最後までお読み頂きありがとうございました!