富士チャレンジ 100km DNFでした。
今季、私の第二戦 富士チャレンジ 100kmに参戦して参りました。
結果から申し上げますと残念ながら約70kmでDNFでした。
でもDNFして良かったです。理由は後述させていただきます。
この日一番の思い出!と言っても過言ではないTom's Cyclingさんのお二人との一枚。
妻が大喜びでした。
Tom's Cyclingのお二人さま、レース前の貴重なお時間に本当にありがとうございました!
さて、レースに入る前の準備などから書いてゆきます。
この日は雨なのでタイヤを変える
残念ながらこの日はレース前から雨が降っておりました。
出発する時に予報を見ると雨雲が富士スピードウェイにかかり始めている模様です。
前日に雨用に購入したタイヤを持ち物に入れておいたので、そちらを現地で交換することにしました。
タイヤはピレリのP ZERO VELO 4Sです。
感想は交換して良かった!です。
結果ですが落車せずに済みましたし、滑り出しがいきなりズルッと行くのでは無く、滑りそうな感覚がありました。
これ以上行くと滑るよ!とタイヤが教えてくれるような感覚と言いましょうか…大袈裟ですがそんな感じです。
私が乗った感じですがスパッと行く感じはありませんでした。
ボトルケージも交換
Tarmac SL7で使っているボトルケージがあまりにも使いやすいので、この日はTarmac SL7からボトルケージを外してVengeに移植しました。
S-WORKS CARBON RIB CAGE IIIです。
私のVengeは49サイズと言う事もありトップチューブとダウンチューブの間が狭く感じます。
前に使用していたボトルケージですと若干のボトルの取り出しにくさを感じておりましたが、このボトルケージにしたらストレスが全く無くなりました。
とりあえず!このボトルケージをもうワンセット買おうと思います。
装備について
ウェア系の装備ですが一つ、改善点があるなと感じております。
それはレインウェアの導入です。
私、今レースで使えるようなレインジャケットを持ち合わせておりませんでした。
今後も考えると欲しいなぁ軽くてバタ付かないレインジャケットが…
補給について
この日の最大の失敗です。レース中の補給は前回と同じく、ボトルにパラチノースを入れて、ジェルをフラスクボトルに入れておりました。
ここまでは良かったのですが、最大の問題は前日の食事と当日朝の食事です。
最近、減量の為に夜ご飯の量を調整しております。この日も量を減らしてしまいました。
レース前は食べ過ぎるくらいがちょうど良いのかも知れません。
また当時の朝ごはんはコンビニで適当に買ったおにぎりとパンをひとかじりしただけでした。
朝から全く食欲が無かったと言ったら言い訳になりますが、この日は食べられませんでした。
前回の袖ヶ浦チャレンジの時は前日も当日もしっかり食べていました。
今回は完全に作戦と言うか、自己管理が失敗です。
レース当日について
当日は早くに会場に到着しタイヤ交換を実施します。
その後、会場を見回りながらスマートコーチングで知り合った皆さんを探します。
天気や装備について情報交換を行い、ウェアの選択をします。
試走中には雨が降り出し、路面が完全ウェットになります。
少し気落ちしましたが、タイヤの性能を試せるからヨシとします。
この時点で仲間内では怪我なく戻ることを約束し合いました。
レーススタート
スタート地点に向かう最中に既にかなりの列が出来ており既に最前線には行けない模様です。
かなりの人数ではありますが、前評判程は人がいないように感じます。
きっと集団の中盤くらいでスタート。
ここから少しずつ前に出ます。
ローリングスタート終了後の1周目の第二コーナーで私のイン側から凄いスピードで進入→落車と言うの目の当たりにします。
情け無い話ですがこれでビビりました。
順位よりしっかり安全第一で走ろうと言う気持ちに完全に切り替わりました。
とは言え、無理しないスピードならコーナーでも怖い思いをしない事は周回を重ねる毎に理解出来て参りました。
レースを走る
その後、淡々と割と大きな集団で過ごします。
走っている最中にお腹が鳴るのですがお腹が空いた感覚は無く走り続けます。
途中、幾度と無く落車を見ました。
この日も落車が起きる場所はほぼ決まっていた様に思えます。
例の第二コーナーと最終コーナーです。
その前には気を引き締めてコーナーに臨むよう心掛けました。
落車の救護に入る
私の少し前で大きな落車がありました。
怪我をされた方は救護に入った時点で別の方が頭を押さえていました。
別の方はうめきながら立ち上がろうとしておりましたがこちらも直ぐに近くのスマートコーチングの方が声を掛けて動かないよう指示をされておりました。
私はと言うと落車された方々のコース前方で走っている人に落車を知らせます。
具体的には手を振って落車区間を回避してもらうように交通整理をしました。
目的はこの落車をきっかけとした複合事故を防ぐためです。
微力ではありますが救急車とスタッフの方が到着するまでの短い時間、交通整理に徹しました。
お陰様でお怪我をされた方は救急車で搬送され事なきを得ました。
その後、安全確認をしっかり行ってからレースに復帰します。
レースを降りました。
少し走っていると知り合いにコース上でお会いしました。お互いの周回数等を確認し合いながら走っていると若干ながら自分がハンガーノック気味になっていることに気付きます。
感覚的には酷いハンガーノックでは無かったのですが既に集団から千切れていることと、一度止まったこともあり身体が冷え切っていたので一度、自分のクルマに戻る為にコースから離脱しました。
駐車場に到着しクルマを探したのですが、クルマが見当たりません。
この時既に判断力に欠ける状態になっていたようで自分のクルマを認識する事が出来ない状態でした。
そのままバイクを降りると息を吸う度に胸に激痛が走ります。
ここでDNFを決めました。
直ぐに妻が温かい飲み物をくれたのでそれを飲み、これ以上冷えないように着替えます。
妻曰く顔色が相当悪かったらしく、大丈夫!と言う私の言葉が悪い冗談にしか聞こえなかったようです。
安全に帰る
第一目標の安全に家に帰ることを実現する為に片付けをして帰路に着きます。
直ぐクルマを運転するのも少し心配だったので補給をしてから少し休んで落ち着いたところで出発しました。
ほんの少しだけ、レースを途中で降りた事に後悔しつつ出発しましたが家に着く頃には安全に帰れた事を良かったと思えるようになって来ました。
まとめ
まだ雨の日のコーナーが怖いです。そして集団の中にいることに恐怖を感じます。
そして最大の問題はレースに臨むための準備不足。
レース感を取り戻す為、今後も積極的にレースへ参戦するとして準備不足は意識だけでは治らないのでチェックシートでも作ろうかと思います。
ダメな自分を認識するための期間ですが、だんだんと具体的に何がダメか認識することが出来て参りました。
レースだけで無く人と走り、そして過去の自分を比べる事で修正すべき部分が浮き彫りになって参りました。
まずはシンプルに解決すべき課題に取り組んで参ります。
具体的には…減量ですね。
減量についても色々と取り組んで参りましたが少し効果が出て来ましたので結果が明確に出てからご報告させて頂きたいと思います。
とは言え何度も挫けてはやり直しておりますが〜
いつも最後までお読み頂きありがとうございます!