ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

ごく普通のサラリーマンがサイクルロードレース 世界選手権に出場を目指すブログ

新春トラック・レース大会に出場して参りました。

今年一発目のレースに参加して参りました。

 

神奈川県自転車連盟さんが主催する新春トラック・レース大会です。

今回のレポートは基本的にスクラッチ種目への振り返りがメインです。

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種目について

今回参加した種目は下記の2つです。

・1kmTT

・スクラッチ

 

1kmTTは自身の実力を測る種目としてこれからも積極的に続けて行こうと考えております。

クラッチは今回初めて参加した種目です。

どの種目に参加するか?悩んだ時にTwitterで教えて頂いたのがスクラッチでした。

 

レースについて

今回は世間の状況もあり参加者がかなり少なかったように思えます。

きっとですけど運営の皆さんとスクラッチの参加者って同じくらいの人数だったのでは?と思いました。

いずれにしてま運営のみなさんは寒い中、本当にありがとうございました。このような大変な状況でレースを開催頂きまして感謝しかございません。

 

アップについて

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この日も前回の記録会と変わらず寒いのですが、前回の反省を…生かさず、ローラーは持参しませんでした。

重すぎて今回も?諦めました。なので今回はランニングをもっと積極的に行いました。

ペースもですが食事や補給以外の時間はほぼ全てランニングに費やす事で必要以上に体温を下げる事はありませんでした。

これからもランニング…いえ、潔く持ち運び用の三本ローラーを手に入れたいと思います。

 

1kmTTについて

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今回も残念ながら自己新記録は更新出来ませんでした。ただ前回よりも格段に追い込む事が出来ました。それなのに!タイムが出ないので少し悩みでもあります。

機材的に考えればフロント55Tが少し重いのかとも考えております。少しだけ小さくしてみたいとも考えております。今後シーズンが本格的になる前に54Tと53Tのチェーンリングを買い漁ろうかと…いやいや、最近出費が酷いので少し我慢します。ただ候補は真剣に悩んでおきたいと思います。

 

またフォームについてはこの後のスクラッチでもアドバイスを頂くのですがかなり頭が高かったようです。

この点についてはいつも走り出すと骨盤を立てて膝を高く上げると言う事を覚えていると頭を下げる事を忘れてしまいます。

完全に2つの事が同時進行出来ないワタクシです。

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クラッチについて

初出場の種目です。トラックのロードレースと言われてるおり聞くだけでも過酷に感じます。

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今回は400mトラックを25周します…25周!?

10km走りっぱなしです。

トラックは足を止める事もないので10kmペダル漕ぎっぱなしです。コーナーで休む事も出来ません。今までトラックで走った距離で最長は確か4kmです。

そんなワタクシが走り切れるか不安です。

 

レース・スタートはゼッケン1以外の選手はトラックの壁にしがみついてスタートです。

初体験のスタートに少々戸惑うかと思いましたがスタートすると意外にもすんなり走れます。

 

1周目はフライングスタートと言う事で綺麗に一列に並んで走ります。1周目を過ぎたところからスタートの合図が鳴ります。

スタート直後は集団が混み合います。私も順番に合わせて前を引きます。この後、猛烈に上げて来る人がおり集団が縦長に伸びます。

訳5、6人の人がどんどんペースを上げてゆくのですが何度か途中でペースが緩みます。

と言うかガクッと落ちるので今まで縦長だった集団がだぶつきます。

怖いな。そう感じる事があり序盤で脚は使いたくなかったのですが、前に居ないと怖いので前に出ます。

何度か謎のペースの緩みがあったのですが先程の5、6人がペースアップを行い集団がだんだんと落ち着いてきます。

ただその頃には私は第一集団にはついて行かず少しずつ離れていきます。

そんな人が何人かおりそのメンバーで第二集団?を形成します。

 

少しするとその集団の前に2名います。

こちらは見ると3人!

追えば追いつくかも?!と思い一緒に走る2人に声を掛けます。

 

「ローテをコーナーでしましょう!」

 

一緒に走る2人とも大きな声で了解を頂けました。ストレートでガッツリ引いてコーナーで入れ替えをすればロスを抑えられると考えました。

途中まで前の2人にかなり寄せることが出来ました。あと少しと思うところで1人がだいぶ辛そうです。

ストレートでだいぶペースが落ちてしまいます。と言っても私も辛いです。

3人の中で唯一元気な1人が

 

「ペースを上げます!」

 

と言ってくれてだいぶ長く引いてくれます。そして早いです。

残念ながらペースが上がって3回目のローテで前の彼がちぎれ…私も仲良くちぎれました。

このまま2人でそのままゴールです。

 

実際は最後の最後で先頭に2回目の追い抜きをされた所でした。

終わって見て1番最初に感じた事は喉の奥底から湧き上がる血の味です。ここ数年ここまで酷い疲労感と血の味は感じた事はありません。

そしてレース中の記憶が蘇ってきます。

やっぱりあの時、追えば良かったとか、あの場面で引かなければ良かったなんてタララバばかり…

 

ゴールして

その後自分の荷物の場所まで移動していつもアドバイスをくださるHさんとお話しします。

やはりここで言われたのは私の頭の位置です。

動画も撮って下さっておりフォームの見直しも出来ました。本当にありがとうございました。

 

疲れてくると本当に肘を伸ばして顔を上げたようなフォームになりがちです。辛い時ほど頭を下げなければならないのに走っている時は全部忘れてしまいます。

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前が私です。この距離で頭の高さが伺えます。

 

まとめ

とりあえず1月のレースはこれで終わりです。全体的に参加者が少なかったこともありサクサクと競技が終わるトラックはある意味新鮮でした。

そして種目自体が多くありその奥の深さを少しだけ垣間見る事が出来ました。

今後も少しずつその競技の深さを体感して行ければと思います。

機材についてはもちろんディスクやバトンホイールが欲しい今日この頃ではありますがまずはギアの組み合わせを煮詰めて1kmTTで80秒を切りたいと思います。

とりあえずフロントは54〜51の4枚とリアのコグは14Tがあれば私には十分なようです。

こちらについては良く考えた上で…Tarmac SL7の納車が済んだら考えて行きたいと思います。

 

最後にこの日は合計11kmしか走っていないのに信じられないくらいの疲労感。

この記事を書いているレース翌日はもう信じられないくらいの怠さでした。

昼過ぎにいつもの肩凝りと腰あたりまでの疲労が出てこの日の凄まじさを改めて実感しました。

 

それでもあんなに辛かった1kmTTのタイムを縮める方法を考えている自分がいます。

また血の味がするトラックを走りたいと思っている自分に若干引きながら〜記事を終わりたいと思います。

 

いつも最後までお読み頂きありがとうございます!