ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

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友人のセッティングしたバイクに乗ってみて得たモノ

TarmacSL7の購入を機に一度、完成車の形でバイクを受けとりました。

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パーツが揃うまでお貸ししますよ!

 

と言ってくださったのですが乗るのは少し気兼ねがありました。

ただ中々無いチャンスなのでガッツリ乗らせて頂きました。

 

変更した箇所

セッティングは自由に変えて良いとのお言葉を頂いていたので最初はサドルの高さだけでも合わせて乗ろうかと思いましたが実はほぼ動かさないで乗ってます。

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変更したのはサドルを2mmだけ前に出しただけです。

 

Vengeとの差分

そもそもジオメトリーが違うので全てを一緒にするのは厳しいです。

私が現在乗っているVengeは49サイズ、新しく買ったTarmacSL7は52サイズとサイズ自体にも差分があります。

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ただそれでもある程度合わせて乗りたいところではありますが今回はそんな違いも含めて何故友人がその様なセッティングに至ったのか?を考える材料と捉えて見ていきたいと思います。

 

サドル位置について

サドル高については計算上1cmの差があります。TarmacSL7の方が高いセッティングになっております。

装着しているサドルですがVengeはPRO Stealth、TarmacSL7にはミラーサドルが装着されております。

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ミラーサドルはその特性からか座った際にかなり沈み込む分もありこのサドル高でも少し低いと感じます。

本当に不思議な感覚です。

 

ハンドル位置について

ハンドルの位置と一口に言うのは難しいですが…まず高さから見てみたいと思います。

Tarmac SL7はヘッドチューブとステムの間に1cmのスペーサを入れております。

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Vengeにはスペーサを入れておりません。

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またステムですがTarmacSL7は110mm/6°が装着されております。

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Vengeは90mm/6°です。

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ブラケット角度について

最近世間を騒がせていたブラケットの取り付け角度ですがワタクシ…ずっとハンドルに対して90°で装着しておりました。

その方が単にキレイで格好いいと思ったからです。

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そして今回借りたバイクは…少し内側に絞るようなセッティングでした。

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初めて見た時はかなり違和感があったのですが調べてみると割とメジャーな装着方法だったことに気付きました。

 

乗ってみてどうか?

最初、このポジションで乗って思ったのはハンドルが遠く高いと感じました。

下ハンドルを持ってもだいぶ高いです。

 

これ走り込んで気付くのですがこの位置であれば意識せずに膝が上がります。

正確にはVengeに戻ってからTarmacSL7の膝の上がりやすさに気付かされました。

 

またその恩恵と言いますか…何気なくLEOMOで測っていたDSSがVengeの時に比べてTarmacSL7で走った際の値がやたら低いのです。そもそも私のペダリングが異様に下手なのはスルーしてください!

※DSSは低ければ低い程良いのです。

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ブラケットの位置ですが使っている内に馴染んで来ました。

特に巡航する際きらエアロポジションを取ろうとするのですがその際にブラケットに手を添えても手首を自然な角度に保てます。

ああ。この為の絞り調整なんだと。改めて実感しました。

 

ハンドル位置が高い事についてはブラケットを持ったダンシングで肩や腰に負担が掛かりにくく自然な姿勢でダンシング出来る!気がします。

まだ気だけですが〜

 

このポジションの狙いについて

今までハンドルは低ければ低い程良い!何て考えていたポジションに割と無頓着なワタクシが敢えてこのポジションを考察しますと…

 

巡航と登坂を楽にするポジション

 

のように思えました。今度本人と答え合わせしたいと思います。

理由というか現在の私のVengeのセッティングがあまりにも脚を回し続けることに不向きなセッティングになっていることに気付きました。

SL7のセッティングは巡行の姿勢を取りながらハイケイデンスを持続可能なポジションになっているように感じます。

ここからは推測ですが脚が回し易くそれを持続できるポジションを探したらこうなったのではないでしょうか。

またブラケットを握った形での巡行姿勢についても意識していてブラケットの角度を調整していることも乗り込んで行くうちに気付くことが出来ました。

 

まとめ

今回は単に新車を手に入れるだけで無くずっと信じて疑わなかった?自身のポジションについて改めて考える機会に恵まれました。

DSSについては頑張って下げる(良い方向になるように努力するより)も自身に無理のない自然なポジションであれば、自然とDSSが下がることに気付かされました。

Vengeについても今後可能な範囲で微調整をしてゆきたいと思います。

 

なんと言って良いか分かりませんが…何事も客観視する機会って重要だなと気付かされました。

 

とは言え…

まずはお借りしている姿から自分自身のバイクへと組み上げてゆきたいと思います。

 

いつも最後までお読み頂き誠にありがとうございます!