ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

ごく普通のサラリーマンがサイクルロードレース 世界選手権に出場を目指すブログ

S-WORKS AETHOS に試乗して来ました。

人によってお金の価値は変わるモノ。

そうロードバイクも色々な趣向がありますね。

 

今回、乗せていただいたバイクはSpecialized社のS-WORKS AETHOSです。私がこのバイクの仕様諸元等について語るより下記をご覧いただいた方がより正確な情報が記載されております。

なのでこの記事は私が乗った感覚について買いて行きたいと思います。

あくまで試乗と言う短い距離での感じた事だとご理解ください。

買いたいと思っている方の参考になれば幸いです。

 

S-WORKS AETHOS仕様諸元について

www.specialized-onlinestore.jp

 

載せて頂いたバイクについて

外観はこんな感じです。いかにも軽く見えます。

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ざっくり言うとコンポはR9100系でホイールはRoval Alpinist CLX、サイズは49です。

 

このバイクを借りたお店について

私が以前Vengeのフレームを購入した筑波にあるForzaさんでお借りしました。

www.forza.jp

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ワタクシごとですが…このショップのホームページやTwitterを見ることが好きです!

欲しいバイクやホイールが”もしかしたら買えるかも!”知れない価格で紹介されていることがあります。

なので定期的に見てしまう…そんなホームページをお持ちです。

ちなみに知り合いでもここのユーザーさんが複数いますが私も含めてここで買うとアフターまで安心出来るので知人を紹介してしまいます。

(そして仲間が増える!)

 

試走コースについて

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コース的にはお店を起点にぐるっと回る感じです。距離的には15km程でした。

ただ今回はお店の推奨コースが入ったサイコン(Garmin)をお借りしてその通りに走りました…が、かなり間違えてしまった模様です。少しだけ遠回りをしてしまいました。

 

基本的なコースとしては長い直線、短くキツめの登り、少し荒れた路面と割と日常のライドで多く経験するであろう局面が用意されているコースだと言えます。

 

AETOHSのインプレッション!

前置きが長くなりまして申し訳ありません!

VengeユーザーによるAETOTHOSのインプレッションです。

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乗り始め

何と言うか、誤解を恐れずに言うとここに割と全て詰まっているような気がします。

今回の試走に同行してくれた方はなんと!AETOTHOSを購入して、この日が納車でした。

その彼と一緒に走ったのですが二人揃って「あ〜。」と言う感嘆の声を上げてしまいました。

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その「あ〜。」に込められた意味は?

分解すると3つの要素に分けられます。

 

・軽い

・軽いだけでは無く進む

・進むと言う感覚が持続する

 

いや、これ暗号か?と思うかも知れませんがあの感覚を何とか言葉にして説明しようとするとこうなってしまうのです。

 

軽いとは?

まず質量としての軽さは言わずと知れてその仕様諸元に記載がある通りです。

ええ。Vengeをいくら軽量化したと言えどそれよりもAETOTHOSの方が元が違い圧倒的に軽量です。

もちろんホイールの差は大いにあると思います。

でも私のような鈍感な人間でも軽い漕ぎ出しを感じ入れるくらい軽いです。

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軽いだけでは無く進む

軽さだけを追求したのでは無い事が早くも証明される瞬間でもある漕ぎ出しから巡航速度に進むフェーズ。

私が一体どれだけ軽いバイクに乗ってきたのか?と言われるとそんなに乗った事は正直あるません。

ただ…これ、軽さを追求することによってスポイルされそうな反発力や剛性感(ここは敢えて感と書きます)がしっかりあるのです。

何と言うか…ワタクシの雑なペダリングでもグングン進みます。

これはパワーが漏れなく伝わるとかそう言う細かな事は分かりませんが誤解を恐れずに言ってしまえば気持ち良いのです。

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値段は別にしてこの時点で欲しい!と勘違いし始めます。(後ろにたった今納車されたばかりのリアルオーナーが居るので自分も勘違いしたのかも?)

 

進むと言う感覚が持続する

軽さとある意味反比例しそうな要素でもある進むと言う現象。この様な感覚は一時の感覚に過ぎないと言う事が多々あります。正に速度域の壁に到達するような現象が。

でもAETOTHOSはそんな壁の様な現象は今回の試走では感じられませんでした。

二人だけで走っている事や国道を走る際に一瞬だけ到達する程度の50km/hでの走行時間では正確なことをお伝えするのは困難かも知れません。

ただ私が乗る分にはどんどん進む!と言う感覚が続くことに驚きを隠せませんでした。

 

少しだけ違和感に感じる点も

ほぼ弱点が無いように思えるAETOTHOSも敢えて違和感を感じられたの部分があります。

それはヘアピンカーブ等の低速域コーナーでのフォーク剛性(感)です。

悪いと言うよりVengeとは明らかに違うのです。

私の感覚では低速コーナーではド・アンダーに感じるVengeに比べ、AETOTHOSはオーバー気味。

入りは良いものの立ち上がりで一瞬のラグ(間)のようなモノを感じます。だからと言って曲がらないとかそんな類の話ではありません。もっと軽量な方が乗ったら違った味付けに感じるのかも知れません。

 

総評

今回試乗させて頂いたAETOTHOSにはS-WORKSと言う冠が着いておりいわゆるフラグシップモデルであります。

なので高価であることは間違いありませんが明日も乗りたくなるバイクを全力で研究した結果出来上がったバイクであるように感じました。

Specializedさんが楽しいバイクをきっと全力で開発すると(オマケ?で)速さも付いてくる!と言う事でしょうか。

ちなみに乗っていて疲れる感じはありません。寧ろ乗りやすくどこまでも走れる感覚すらありました。

そして上記したように私のメチャクチャなペダリングも優しく路面に伝えてくれます。

 

まとめ

 総評の後にまとめっておかしな構成ではありますがいつも書いているので書いてみます。

結論は私には買えませんが…きっと色んな人がSpecializedの真髄を垣間見ることが出来るそんな一台なのでは無いでしょうか。

 

走って楽しい!乗って快適!そして速い!

 

いやもう文句無いですね。この価格を出せる人はきっと幸せですね。

 

と言うことで私もチャンスがもし奇跡的にあれば…欲しい一台であることは間違いありません。

また、このような素晴らしい一台に乗るチャンスを頂いたForzaのみなさん本当にありがとうございました!

 

そして、いつも最後までお読み頂きありがとうございました!