ロードバイクで富士スバルラインを登る際の注意点(初心者さま向け)
先日、約1年振りにロードバイクで富士スバルラインを走って参りました。
その際に気付いたことをざくっと纏めてみました。
主に天候、そして季節によることも大きくあると思いますが用意して行った方が良い物や登り方のコツなど初めてスバルラインを登る方には役に立てて頂ける内容を纏めて見ました。
走行(登坂?)経験のある方にはご存知の内容が多いかと思います。
もう知っているよ!
って内容も多くありますが参考になれば幸いです。
- スバルラインについて
- 休憩&補給ポイントについて
- 準備について
- 準備編:脚力について
- 準備編:登りの装備について
- 準備編:下りの装備について
- 富士スバルラインを登り切った後の注意点
- スバルラインの登り方について
- 前半はややきつい区間が続く
- 中盤は緩やかだが…
- 後半は息苦しさがあるのは標高の影響
- お水マネージメントの重要さ
- 補給の取り方
- 全体的に頑張らない
- まとめ
スバルラインについて
セグメント名:富士ヒルクライム
走行距離:23.40km
獲得標高:1,200m
平均斜度:5%
*このセグメントはSTRAVAのモノであり、Mt.富士ヒルクライムのレース区間とは異なります。
平均斜度は高く無いモノの登ってみれば分かりますが本当に長い登りです。
このスバルラインは観光名所でもありますがヒルクライムレースが開かれる事もあり、サイクリストの聖地のような場所の一つです。
休憩&補給ポイントについて
前置きが長くなりましたが、ここで書きたかった事は…こんなに長いのに補給ポイントが少ないと言う事です。
厳密に言えば無いに等しいです。
コースの構成は料金所からゴールの五合目までいくつかの看板と駐車場が存在します。
・4号目大沢駐車場
・5号目駐車場
これの表すところは、終盤もしくはゴールするまで補給が一切出来ないと言う事です。
またスタート地点である料金所にもトイレはあるモノのここにも自販機すら無いと言う状況です。
準備編でも書きますがしっかり是非補給関係については準備を怠らぬようお願いします。
準備について
2つの観点から準備についてお話ししたいと思います。
1つは脚力と言うか経験で2つ目は装備についてです。
準備編:脚力について
脚力については私の経験上、脚付き無しで登りたい方はそれなりの準備が必要です。
明確な基準はありませんが1時間以上は脚を止めずに走り続けることが出来ることが基準になると思います。
ただ、スバルラインのような長い登りは早々無いのでご自身の家の近くの峠である程度修行を積んだら登って見るのも良いかと思います。
私のオススメはヤビツ峠を2本、もしくは都民の森を登ることが出来れば…きっときついながら脚付き無しでクリアできるでのは無いかと思います!
準備編:登りの装備について
上記にも書きましがこのスバルラインは補給出来る場所が無いに等しい状況です。
まずは補給系をしっかりと準備してください。
何を準備するか…これは個人で選んでいただいて良いかと思いますが私のオススメはジェル系です。
ジェルならば複数個持って行ってもさほど嵩張らないからです。
ただコンビニで購入出来るジェルは食べ応えはあるのですが大きくそしてカロリーも思ったより多くありません。
また水分ですが時期にもよりますが時間が掛かりそうであれば恐れずボトル2本は持って行くことをオススメします。
なぜなら何度も繰り返しますがほぼ終盤まで給水が出来ない為です。
準備編:下りの装備について
季節によってだいぶ変わりますが…必ず必要な物と行って良いのはウィンドブレーカです。
一枚でもあると違います。
特に新春〜梅雨の時期、爽秋以降は少し注意が必要です。
特に雨が降っている時や、霧が掛っている時などは厚着が必要です。
オススメの装備は…
・ウィンドブレーカー
・指切り以外のグローブ
・レッグウォーマー
・ジレ
ちなみに2019Mt.富士ヒルクライムの際はほぼ冬の装備を持って行きましたがそれでも寒くて下りで凍えておりました。
寒がりな方、そして気温や湿度に合わせて風と水分を防げる装備を持ち運ぶようにしてください。
実際、私はMt.富士ヒルクライムは登りより下の方が嫌いです…。
富士スバルラインを登り切った後の注意点
楽しみでもある頂上付近で散策。私も大好きです。
ただ気温が低い時はあまり長居することはオススメできません。
登ってきた時は体温も上昇しており気付きにくいのですが、5号目付近は非常に寒いです。
下記のサイトにも説明があるよう8月の平均気温で五合目が15℃前後です。天候が良い時はちょっと肌寒いなくらいに感じますが天候が芳しく無いと自分で感じる前に身体が冷え切ってしまう恐れがあります。
とは言え、全く五合目に止まらずに…と言うのも違和感があるので是非、下山準備(着る物を着る)をしてから行動することをオススメします!
スバルラインの登り方について
さて、かなり…ざっくりしたアドバイスになりますが登り方についてです。
本格的な攻略方法は他にたくさん議論されていると思いますので是非、別を当たってください。
あくまで、初心者さま向けのアドバイスです。
前半はややきつい区間が続く
一合目から二号目くらいまでは思いの外、きついです。とは言え激坂と言う訳では無いので我慢すればこなせる筈です。
ただ先は長いのでここは頑張らずにやや遅いかな?と自分で自覚出来る程度で登るようにしましょう。
もう一度、言います。先は長く頑張るのは序盤ではありません!
中盤は緩やかだが…
タイムを出すならば、ここは踏ん張りどころです。自分自身のアップも終わり身体がヒルクライムに順応し始めます。
そして酸素もまだ大丈夫。
ただし、初心者さまはここは脚を貯めるべきだと考えます。
後半にはまだちょっとだけ勾配のきついところが現れます。我慢も大切です。
後半は息苦しさがあるのは標高の影響
4合目付近になると急にパワーが出たいないことに気付きます。
頑張っても息苦しさは増すばかり…これは標高から来る酸素濃度の低下が原因でありあなたの問題ではきっと?ありません。
これまで通り落ち着いて登りましょう。
呼吸の乱れを整えて、水を口に含みましょう。
お水マネージメントの重要さ
意外なまでも水の減りが早いかも知れません。基本的には喉が乾く前に少しずつボトルに口を付けるようの心掛けましょう。
喉が乾いてから飲んでいては遅いです。そして、消費量をいたずらに増やす結果に繋がります。
補給の取り方
持ってきたものに寄りますが、一気に補給するのではなく小分けにして補給することをオススメします。
出来れば時間で管理しましょう。30分に一回で良いと思います。時間が来たら少ない量でも口にしましょう。だんだんと補給が億劫になってきますがそれはそれで危険信号です。
無理やりでも補給をすることが脚付き無しで登るコツの一つだと考えます。
全体的に頑張らない
頑張っているなと思ったらペースを落としましょう。
頑張り続けるとこの長さのヒルクライムは持ちません。基本的に下りや平坦は無く脚を休めるポイントはほぼ無いと考えた方が良いです。
なので最後まで力を取っておく…そんな走り方が理想です。
まとめ
きっと関東ではここまで長い登りは無い…はずです。非常に登り応えがあります。
まだ登ったことが無い方は是非、一度登ってみることをオススメします!
今回の注意点はワタクシ四平視点で思い付いたことを書きました。
まだ足りない点もあるかと思います。あくまで参考にしていただければ幸いです。
いつも最後までお読み頂きありがとうございます!