知り合いのロードバイクを整備したお話し。
会社の先輩が弟さんからロードバイクを半永久的に借りたとの報告を受け早速我が家で整備をすることにしました。
そして、その日のうちに初心者である先輩を小山田周回に連れて行ったお話しです。
いつものブログの内容とは掛け離れております。!
主に古びたバイクの整備のお話しですのでご容赦ください〜
話の経緯
会社の先輩(以下:初心者先輩)は元々長距離ランナーでフルマラソンやウルトラマラソンを走っており非常に速かった(過去形)方です。ただ最近は外出自粛を受けて激太り…
ランニングするも膝に不安を覚えるので中々走れないとのこと…直ぐにロードバイクをお勧めしました。
初めはロードバイクの初期投資費用に渋り気味でしたが、弟さんから借りられることが決まると即取りに行きその週末には走り出すことになります。
ちなみに弟さんもランナーでワタクシとも顔見知りです。兄弟揃ってフルマラソンはサブ3…ただウルトラマラソンはお兄さんである初心者先輩の方が1時間近く速いです。
そんな初心者先輩と一緒にロードバイクの清掃をします。
四平の手持ちで賄えるモノは提供して安く且つ、安全を目指します。
早速バラします
先輩が我が家について直ぐ家のリビングでバイクをばらしはじめます。
そこで間違えに気付きました。
これはそんな簡単な物では無い。。。リビングが大変なことになる!
気付いたポイントとしてはスプロケットを外した瞬間です。
ええ。こんな感じでした。
やり甲斐しか感じません!
雨が降っていましたが幸にしてマンションの軒下に作業スペースがありましたのでそちらに移動します。
まずはホイールからスプロケを外し、チェーンを切り、そしてクランクを外します。
洗浄する!
次にJCRCのレースの景品で頂いたケミカルでガンガン油汚れを取ってゆきます。
チェーンクリーナーを丸々2本使ってかなり綺麗になりました。
チェーンリング、スプロケはフレームから外して丸洗いです。
またチェーンについては手持ちの11s用チェーンを使ってみたのですがいまいち怪しいの元々ついていたチェーンを洗って再利用します。
*後々バイクショップに持ち込んだ際に純正と交換しました。
今更気付きましたがスプロケとチェーンリング、それにチェーンを洗浄した際の写真を撮り忘れました!
驚く程綺麗になったのに…。
使った薬剤はこちらです。
こちらをステンレスのトレイに入れてスプロケット等をジャブ漬けにします。
その後、少し経ってからそこに水を入れると油汚れが乳化してどんどん取れます。
フレームからブレーキを吹き上げる!
駆動系の後はフレームからブレーキまで全体的にディグリーザーを掛けて吹き上げてゆきます。最初にディグリーザーで、その後水拭きします。
最後に乾いたウェスで吹き上げました。
フレームの素材自体がクロモリの模様ですので水の入り込みが一部心配になりましたのでお水を掛けずに水拭きです。
使ったディグリーザーはこちら
フレーム表面についた油汚れっぽいのはこいつでほぼ取れますね。
ちなみに初心者先輩が弟さんから借りてきた今回のバイクはクロモリのフレームにSORAが搭載されたモデルでした。
あとトップチューブを叩くと甲高い音がします。私の知っているクロモリとちょっと違う印象です。
タイヤ交換をする
古い自転車で怖いのがタイヤ。どんなに良いロードバイクでもタイヤが古ければ性能を発揮出来るどころではありません。止まらず、曲がらず、こけるだけです。
と言うことで私の家にあるクリンチャータイヤ一式を差し上げました。
タイヤはGP4000S2です。新品状態(ラップあり)で保管されておりましたのでコンパウンドも元気。
まずは自分で交換してもらいます。
一人の時に交換できないとそれこそ大変なのでまずは擬似体験をしてもらいます。
タイヤが外れない!タイヤがはまらない!なんて言いながら格闘すること30分。
前後のタイヤに空気が入りました。
空気を入れる前に入念にビードにチューブが噛んでいないかチェックしたのは言うまでもありません。
何を整備したのか?
DIYでフレームの吹き上げ、スプロケ、チェーン、チェーンリング、そしてブレーキ。
出来る限りのことはしました。
その後、その足でショップに行ってワイヤーとブレーキシュー、チェーンを交換してもらいました。またホイールについては後輪のみですが振れ取りもお願いしました。
ちなみに費用は…約13,000円!
初心者先輩も驚きの安さ。これで安全安心が担保できるのならと言うことで整備をお願いしました。
安全装備について
ヘルメットについては私の手持ちの物を差し上げました。
(カラー的に今後使わないと判断した物)
それ以外にグローブも。ただグローブも含めたウェアについては初心者先輩が改めて後日お買い上げされるそうです。
試走に出掛けたお話し
さて、試しに走ってみようと言うことで初心者先輩を小山田周回にお連れしました。
先輩とはランニングをしている際に小山田周辺の横山の道を良く走っていたこともありその辺りを走ろうと言うことになりました。
ただ、ロードバイクで坂を登ることが辛いとも知らずに…。
初めに小山田セブンを目指します。そうです。いきなり病院坂を体験いただきます。
到着した際にはくたくたのご様子なので一旦、休憩。
その後1周だけ小山田周回を堪能いただきました。
まとめ
整備から試走まで持ち主(借主?)の初心者先輩にやって頂いたことでバイクにも愛着がモテたご様子です。また自分から乗ってみたいとお話していたのできっと今後もロードバイクに乗ってくれると信じております。
そんなこんなで雨の合間の休日にロードバイクを整備したお話しはこれで終わりです。
いつも最後までお読みいただきたありがとうございます。