図解で分かるZwiftのWi-Fi設定で注意したいこと
最近、Zwiftの環境を一新した事に伴いWi-Fiの設定を見直すことがありました。
その際に気付いたことを纏めたいと思います。
ちょっと面倒かも知れませんが、この点を注意して設定すれば…
・同時に再生している動画が途切れに難くなる!
・各センサーの接続がきっと途切れ難くなる!
はずなんです。いわゆる無線環境の交通整理をしましょうと言うお話です。
一応、ワタクシ四平はごく普通のサラリーマンであるのですが実は?アマチュア無線の4級の免許も持っており少しだけ(本当に少しだけ)無線には詳しいのです。きっと。
そんな第四級アマチュア無線技士のワタクシ四平が送る
「Zwiftの理想的なWi-Fi接続設定」です。
設定を始める前の注意点について
いきなりごめんなさい。もしかすると既に設定済みかも知れません。
またお持ちのスマホやPC、アクセスポイントが私がオススメする「802.11ac」に対応していない場合があります。その場合は実施することが出来ません。
また、環境によっては効果があまり感じられない場合もあります。
その点ご留意ください。
いきなり結論!
結論から言うとZwiftを実行するマシン(PCとかTablet、STB)は5GHz(802.11ac)でアクセスポイントと接続しましょうと言うことです!
あ、もちろん有線LAN接続が出来れば有線で接続しましょう。
なぜ5GHzなのか?
理由は周辺機器(パワーメータ、ハートレーモニタ等)やスマートトレーナーをスマホやPCに繋ぐ無線規格はBuletoothやANT+と言った2.4GHz帯と言う周波数を使っております。
Wi-Fiにもこの周波数が割り当てられている規格があるのですが全部一緒の周波数を使うとその周波数帯が渋滞するので、交通整理をしましょう。分けて運用しましょう。と言う提案です。
またBTスピーカーを使う人もいると思うのですが出来ればこちらも有線する等の対策もお願いします。
*BTはBuletoothの略なのでこちらも2.4GHzを使います。
図解で説明すると
分かり難い場合は下記の接続例の図を見てください。言ってみればこれが全てです。
詳細はこれから書いてゆきたいと思います。これ以降の説明は技術的な内容を出来るだけ噛み砕いてお話しますが飛ばして頂いても良いかと思います。
Wi-Fi(無線LAN)の規格について
Wi-Fiと言う規格について語りだしたらブログが超長文になること間違い無しなので割愛しますが現在、一般的に(PCやスマホで)使われているWi-Fiの規格(これも正式に無線LANの規格と言うべき)は主に下記になります。
こんなにたくさんあるのです。でも最近はa,b,gはあまり使われなくなりましたかね。
次に無線LANで使われる各周波数の特性がこちらです。
一番、多く使われているWi-Fiの規格は802.11gですかね。周波数は2.4GHzを使っております。そんな中、ANT+やBuletoothにも同じ2.4GHz帯が使われておりますのでこれを避ける工夫が必要です。
この2.4GHzと言う周波数は非常に使いやすいらしく、表にある通りいろいろな場所で使われております。
逆に言えばWi-FiはIEEE802.11ac(5GHz帯)を使うことにより、スマートトレーナーやその他のセンサー(ハートレートやパワーメーター等)で使う無線帯域を圧迫せずに済みます。
再び図解説明で説明すると
と言うことで図解の接続例に戻ると…
イメージとしてはこんな感じです。これ以外に、もしあなたがYOUTUBEやAmazonプライム等で動画配信サービスをトレーニングと同時に利用しているのなら、その機器も5GHzか有線LANでアクセスポイントと接続することをオススメします。
まとめ
結論の項目でも書きましたがWi-Fiの設定をIEEE802.11acにしましょう。
ただし、特性表にもありますがアクセスポイントが建物の別の部屋にあると繋がらなくなる可能性もあります。
ワタクシ四平はマンションに住んでおりますが、そこでは風呂場を挟んだ離れた場所にアクセスポイントがありますがトレーニングしている部屋まで問題無く届いております。
手持ちのアクセスポイントとスマートフォン、PCがもし対応しているのにこの設定を実施していない場合はお試しください。
いつも最後までお読み頂きありがとうございます!