昔懐かしいコースを散策するポタリングと言う詐欺ぽた…140km 2,500mUP

 よん「土曜日は追い込み過ぎたのでポタリングでもしませんか？」

先輩「オレも前の日の見過ぎたので丁度良かったよ。」

そんな軽いウソから始まったポタリングですがコースが既に詐欺でした。私自身あまり深く考えておりませんでしたが二日酔いは午後に回復しますね。

この辺り早く気付くべきでした。

そう、私の疲労は溜まる一方ですが先輩の二日酔いは回復傾向にあります。

走り出した時点で地獄決定デス…。

この日のコースは以前、会社のサイクリングチームで走っていた頃に良く通っていた道を行く…そんな設定でした。

ただ、その時は一つの峠を登ればその日は終わっていましたが今回は一気にその峠たちを回る予定です。

どこ辺りがポタリングなのか…詐欺とは詐欺と気付いた時点で遅いですね。残念です。

懐かしのオギノパン…の横を通り抜ける

R412の登りとずっと行って、オギノパン方面に向かいます。
途中何度も登りながら～

この時は先輩は「二日酔いできついねぇ～」なんて言っており、私も完全に安心しておりました。引き返せる段階ではちゃんと相手を安心させる必要がありますね。勉強になります。

オギノパンを横に見たところで一度ローソンで休憩です。

私はコンビニに寄る度に”ソイジョイ”とコーヒーを買います。最初から疲れ切っているので食べたいものを食べて飲みます！

先輩は二日酔い解消の為に水とトイレへ。

先輩は海外駐在経験もあり、海外の事情にも精通されており

「コンビニのトイレが無料で借りられる日本は凄い。必ず何か買いましょう」

と諭されます。必ず何か買います。

そんなこんなで先を急ぎます。別に何にも追われてはいないのですが。

牧馬峠はいつもの反対側から

いつもは激坂方面から登る牧馬峠は久々に逆方面(道志方面)から入ります。
約3年振りのコースです。完全に長さも斜度も記憶がありません。この辺りから先輩が息を吹き返しております。

私はついて行くので精一杯。

途中から先に行ってもらいます。私は生き残りライドとなります。

へばらず最後まで峠を登れればOK。

とにかく脚は付かない。それだけです。いつ以来でしょう。こんなに峠が辛いのは…
3年以上前に富士チャレ200を完走した次の日に先輩と100km走った(神奈川5湖巡り)を行った時以来です。

とにかく筋肉が痛い！
シッティングし続けることが苦痛！

とは言え、走りだしてしまったので走り切るだけです。
少しずつポジションを変更しながら筋肉の硬さを取るべく動きます。
暖まって来ると少しだけ辛さが取れてきます。
それでも踏み込めません。先輩からは無されたところで前に人が見えます。
追いつくとは思えませんが追い付くつもりで走ります。

結局追い付かず牧馬峠の頂上へ。表から登るよりは楽ですね。

牧馬峠頂上にて

先程の方に頂上で追いつきました。
一人は既に登頂しており先輩と会話をされておりました。
新旧TIMEに乗るお二人は都内から来られたとのことでした。相模原は素晴らしい道がたくさんですね。と
お褒めの言葉を頂き…って別に自分のことでは無いですが地元を褒めて頂き嬉しい限りです。

その後、少しだけコースの情報交換を行ってお別れしました。
我々はこの後、団子屋の前を通ってメインの目的でもある雛鶴峠を目指します。

秋山トンネル～雛鶴トンネル

牧馬峠を下って左に曲がります。横に団子屋さんが見えますが止まらずにそのまま走り抜けます。ここから県道35号線を使って雛鶴峠を目指します。
既に牧馬峠をやっつけたので大分疲れておりますが先輩はだいぶ元気です。
いえ、既に二日酔いは冷めているのでは？と思う程に元気です。
きっと二日酔い何んて無かったのでは？と思う程好調に見えます。

私はケトルベルの影響で尻筋が痛くてシッティングが思うように行えません。
既にダンシングは売り切れですが売れ残りを探して漕ぎ続けます。

秋山トンネルを横目にそろそろ何か食べたいと強く思うようになりました。
既に時間は11時を回っております。

先輩。食事がしたいです。何でも良いのです。

と声を掛けると雛鶴トンネルを超えて下るとコンビニがあるよ？と言われます。

今日はポタリングであり、トレーニングではない！と主張します。
地元の美味しいお店があったら積極的に開拓しましょう！それが無ければポタリングではありませぬ！！！

と少々強引に押して、押し切ったところで素晴らしいお店を見付けました。
その時時間は11時40分！！！最高の時間です。

ビストロ ラントでポークヒレカツ・カレーを食す

初めて入るお店です。

時間が良かったのでしょう。ビストロ ラントさんには私達が一番乗りのようです！

入って即決めました。お腹が空いて空いて…食欲の塊の四平は入った瞬間にカレーを食べることが決まっておりました。

きっと他にもおいしい料理があるのでしょう。でも量多め！とメニューの左端に書かれた文字をワタクシは見逃しませんでした。

はい。おいしー。

来て見て食べて下さい！
場所が分からずポタリングでも良い人はお声掛けください。一緒に食べに行きましょう。きっと牧馬峠を通らなくても行けます。大垂水峠くらいは登らないといけないかも知れません。
それでもサイクリストの疲れた身体と精神を癒さしてくれる景色と美味しい料理がそこにはあります。

goo.gl

改めて雛鶴峠(トンネル)を目指す。

ここからは千切れます。
既にワタクシの脚は売り切れ状態から伝票処理が間に合わずバックログが溜まる一方です。
一体どのように漕げば良いのか良く分からない状況です。
一つ言えることは次の日は完全休養しようと言うことだけです。

雛鶴トンネルには先輩に大分遅れて到着です。死んだ。

そこからは下りです。ああ、今日は良く登りましたね。え？まだ登る？
そうでしったけ？
と言ったところで絶望の「道坂峠」を思い出しました。

ここから帰るためには道坂峠をやっつけて道志みちに出る必要があります。

道坂峠は最早懐かしいコースではありません。
いつも最高に疲れている時に何故か走らなければならない道であると認識しております。

懐かしいコースのポタリングはどこへやら…。
とにかく道坂峠をやっつけて向こう側に広がる道志みちへ行かねばなりません。

道坂峠を～

語る程のことはありません。
この道坂峠、最初は超緩やかでだんだんと斜度が上がるタイプの峠です。
お決まりのように頂上はトンネルです。

走行距離：8.86㎞
獲得標高： 499m
平均斜度： 6％

普通に長いですね。ポタリングって何でしたっけ？
私は全開登った時間の倍くらい掛けて登ります。
先輩は全開のリベンジだ！と言って勢い良く飛び出してゆかれました…。

思った通り、最初は2％程度の斜度でダラダラ登り途中から斜度が上がり峠っぽくなります。
最後は峠らしく九十九折が続いてトンネルが見えたらゴールです。

ちなみにこの日はトンネルの先から爆音が…
行ってみて分かったのですが単車がお祭りをしていたらしくもの凄い勢いで走っておりました。
向こう側のトンネルの手前で折り返して…あまり詳しくは書きませんがちょっと危ない雰囲気でした。
わざわざこれを見る観客の方など居て少し驚きです。

少し単車の団体が行くのを見計らって我々も道志みち方面に下ります。
きっともうこんな峠は無いはず…。

道志みち→迂回路→帰宅

ここから下り基調(貴重)です！

とは言え普通にありますね。上り！登り！

なるべく下りの惰性で登りきろうとするのですがそれは摩擦と空気抵抗の関係で無理です。自分の脚で漕がなくてはなりません。

それでも道志みちの下りは楽な方です。私は好きです。迂回さえさせられなければ！

 はい。お決まりのように迂回です。

残念ですが迂回します。ただし！以前の迂回路のように相当下って相当上るみたいな道ではありませんでした。本当に助かりました。

途中でサイコンの電源が切れたので全部はログ出来ませんでしたが先輩の数字を参考にすると、題名の通り140km、2,500mUPでした！

家に帰ってからが勝負！回復のために。

そうです。家に帰ってからが勝負です。食事にお風呂。そして洗濯。やることがたくさんです。

まず食事ですが家の近くの洋食屋さんで頂きました。もう作るのは無理だなと思いました。

本当に申し訳ありません！食べ切れませんでした！

でも美味しくいただきました。

そして回復に不可欠な？サプリです。最近はほぼプロテインを飲まない生活を送っておりましたがこの日から復活です。マイプロテインのストロベリーケーキ味を頂きました。

また寝る前には黒金グリを6粒。鉄分の錠剤を2錠飲みました。

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お風呂には食事前と食事後の合計2回入りました。主な目的は疲労回復と花粉の除去です。

最後に脚のオイルマッサージをしましたがいつも以上に血管が浮き出ます。

見なかったことにしてこの日はそのまま就寝。

もちろん！次の日(月曜日)は寝坊したことは言うまでもありません。バッキバキです。

完全休養を一日挟んでまたゆるゆると走り出します。

いつも最後までお読み頂きありがとうございます！