Wahoo ELEMNT のバッテリー交換!
*この記事でやっている行為は自己責任です。真似された方も自己責任です。
昨年、ブルベをやっていた時に重宝していたWahoo ELEMNTですがバッテリーの劣化により1時間程しか持たなくなってしまったのでバッテリー交換をしようと考えました。
ただWebで調べても交換用のバッテリーは販売していないようなので交換は無理かなと諦めておりましたが父親に相談したしたところ「何とかなるよ」とのことでした。
あたかも私がバッテリーを交換したような見出しになっておりますが実際は修理しなのは父親です!
ありがとう!お父さん!
さて、直す際に必要なものと手順などを書きます。冒頭にも書きましたが実施される方は自己責任でお願いします。
■必要なもの
1.特殊用途ドライバ(トルクスネジ用)
これは星型のネジを外す為のドライバです。今ではアマゾンで簡単に手に入りますね。
価格:1,373円 |
2.交換用リチウムイオンバッテリー
通常、リチウムイオンバッテリーの電圧は3.7Vです。なのでリチウムイオンを選べばきっと使えます。問題は容量です。待ち時間を考えると出来る限り大きな物を選びたいところですが容量が大きいものは必然的に物理サイズが大きくなるのでケースの中に入らない恐れがあります。
今回は1250mA/hのバッテリーを選びました。
■交換手順
実際、私自身でも分解してみ類ましたがWahoo ELEMNTは非常に作りがシンプルで簡単にバラせます。トルクスネジも一種類だけです。
ディスプレイと基板はフレキケーブルで接続されております。コネクタが小さくて微妙ですがこれも方向さえ誤らなけば問題になりません。
気になったのは防水機能用にゴムパッチンがケースの外枠に仕込まれておりますが、これだけ??となる程、簡素です。
問題のバッテリーですが一見するとバッテリー自体からコネクタ付きのフレキケーブルが出ているので専用品のように見えます。
実際はこのバッテリーユニットの外に貼られているフィルムを剥がすと中からバッテリー単体が現れます。上の写真は剥がして試しに手持ちのリチウムイオンバッテリーで動作確認した時のものです。
バッテリー自体はコネクタ基板と二本のワイヤーで半田付けされているだけの構造です。
この半田を溶かして新品のバッテリーに交換すれば問題解決です。そして、これが交換後の写真です。
■注意点
ひとつだけ問題がありました。バッテリーとコネクタ基板を接続している接点に半田が乗りにくいと言うことです。
最近、親父殿にこの手の修理を依頼すると必ず言われるのですが最近の電極?は判断が乗りにくい素材になっているらしいです。
そこが修理のし難さに拍車を掛けている模様です。
この問題は素材や構成によっては薬品等を使うことで解決出来る模様です。
普通に半田付けした状態で使っていたら判断が外れて動かなくなったので再度半田付けした際に薬品を使って接点を磨いた模様です。
■使用してどうか?
問題無く使えます。充電時間も特に変わった様子もありません。待ち時間はまだ限界まで使っておりませんが普通の練習に持ち出す分にはなにも違和感はありません。
きっとですがバッテリーの持ちが悪くなってサイコンを交換される方は数多くいると思います。
そのまま捨ててしますのであれば、一度バッテリー交換してみるのも手です。やる時は自己責任でお願いします!
いつも最後までお読み頂きありがとうございます!