ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

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ツール・ド・おきなわ100km Over40参戦 その5 レース中盤戦!!

普久川を下ればレースは中盤戦に突入します!
普久川を登り切るとKOMの表示があります。ちなみに普久川ダムはこれより先のアップダウンを過ぎた先にあります。
それはそうと、これを過ぎるとこの日はじめての給水所が現れます。
*国際女子はここで給水してはなりませんので注意が必要です!
 
私自身はまだこの時点で深刻な水不足になることを予想出来て居なかった為、
一本だけ水を受け取ります。即座にフロントに刺さっているボトルを飲み干し入れ替えます。今思えば二本受け取り一本をジャージに入れたり、攣りそうな脚に掛ける等の工夫をすべきでした。右に普久川ダムを見てそこからは下りと少しの登りがあります。
とにかく脚をこれ以上消耗しないように無理に前方を追い回すのは止めました。
本当に残念ながらここで完走を目指す走りに切り替えました。

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普久川ダムを過ぎると突き当たります。これを右に曲がり学校坂まではずっと下りとなります。はっきり言ってもう怖がるような峠はありません。後は丁寧に下りで事故らないように気をつけるだと自分に言い聞かせました。
そして何より、前回はここの下りでたくさんの人に置いて行かれたことが頭を過ぎります。学校坂までの下り区間はこのレースで一番長い下りです。ここでタイムを稼がないとなりません。私の脚では登りは一切期待できません。そしてここの下りは”激坂の下りでは無く”コーナーを含めてスピードが乗るいやらしい下りです。
今回は置いて行かれ無いどころかガンガン抜けます。普久川の登りで抜かれた人数と同じくらい抜きました。
それが脚を止めても前で漕いでいる人の前に出られる不思議…。
今までの恐怖感は何だったのでしょうか。
そして、コーナーでもアウトから捲って人を抜けます。こんなに下りコーナーが楽しいと感じたことはありませんでした。
一度、オーバースピードで突っ込んだ際にやっちまった!と思ったコーナーが一つありました。ただとっさにコーナリング中にブレーキをしてしまうと大変危険ですのでそのままバイクを倒し込みます。滑るかな?と思いましたがチューブレスタイヤがぐっと食い付いて物凄い速度で曲がれます。
正直、ここまで曲がれるとは思いませんでした。
まぐれ?とも思ったので次のコーナーも少しだけオーバースピード気味に入ってみますがそこも余裕で曲がれます!
直前でしたがタイヤを思い切ってクリンチャーからチューブレスに変更して良かったと思います。超高速の下りでも細かいロードノイズをタイヤがいなしてくれるのでこれも恐怖感の軽減に一役買っているのだろうと思います。
お陰様で足攣りによって失ったタイムをだいぶ取り戻せました。
後は終盤の登りで脚が完全に攣らないよう平地で消耗を避ける走りを心掛けます。 

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*チューブレスタイヤの記事は改めて書きたいと思います。それくらい衝撃でした。
 
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