ツール・ド・おきなわレースレポート後編(イオン坂→ゴール)
最大の難所?羽地ダムをクリアし下り区間に入ります!
・ここからは完全に一人で巡航します。もう飛ばせるだけ飛ばします。
下りだと言うことが最大の救いです。
・実は…ココらへんは記憶が無いです。
とにかく前に追い付くことを考えていたのでしょう。
冷静に考えると一人で前に追い付くことは
弱虫ペダルの小野田坂道君でない限り無理なのですが…
・市街地に入る辺りで奇跡が起きます! イオン坂前に何人かいます。
ここまで来てこのままゴールも良いのですが、
また自ら声掛けをしてローテーションを作ります。
一人で頑張る白人のおじさんに説明するの四平の英語能力では困難を極めたので、
先頭後退を申し出て後ろに付く様に促します。そしてそれを繰り返します。
(Could you Change?と言って何度か交代するだけなんですけどね…)
・総勢10人弱の集団がゴール5kmを切ったところで出来上がりました。
もう少し少なかったかなぁ。
今考えるとみんなイオン坂で足止めを食らっている人たちだと思います。
・そんなこんなで10人でローテーションを回していると台湾から来た人が
頻りにスプリントしよう!と言って来ます。
周りに言うと、白人の方はやる気満々。
何人かやると言っている人がいます。
・私はぶつからないよう気を付けましょうとみんなに声を掛けます。
ゴールまで500mをきったところで白人の方がスパート。それにみんな続きます。
私は大外からまくると疲れるので、台湾人の後ろについてインから抜く作戦を決行。
少し遅れて私もスプリント!
台湾人に追いついた頃には周りには誰もいない!
そこから本気で踏みます。左に出てもう一踏む!と思った時には既に遅し。
3秒の平均パワーは735W。
レース終盤にしてはパワーも出ていた方です。
ここでゴール!!!
結果はその集団で2番目。まあ頑張っても順位が上がる訳では無いのでOKです!
・ゴール後、周りのみんなと栄光を称え合いバイクを降りました。
・ゴール後、完走証を受取りに屋内競技場に向かうとRXの福田さんが
居たのでお声掛けして再度お礼を言いました。
そこでも丁寧にローテーションの基礎を教えてくださいました。
日本の山では風よりもコーナーに基づいたローテーションを心掛けるようにと。
きっとこのアドバイスは忘れません。正に実践で学ぶテクニック!
・そのまま進むとRXの高岡さんが!勇気を出してお声掛け!
表情が柔らかいのでもしや!と思い結果を聞ききしました。すると…
「勝ちましたよ。これからも応援宜しくお願い致します。」
とのこと。その後快く握手して頂きました。
感謝カンゲキ雨嵐。
ただまだ荷物を回収していなかったのでスマートフォンを持っていなかったので
写真が撮れなかったことが悔やまれます。
・とりあえず完走証をアップ!
・レース終了後、会場で全ての用事を済ましてから補給。
預け荷物から食料を出してとにかく食べました。
荷物の中に入っていたパン、バナナやジェルそして手持ちの羊羹を
全て食べてから国頭村に向けてスタート!
かなり疲れてたので、ゆっくり帰れば良いかと思っていると後ろから…
「すいません。後ろに付かせてください」
と言う人が現れました。
私自身ゆっくり行くのでと言ったのですが、後ろに着いてこられる。
そのうち…
「変わります!」
と言って前を引いてくださる。
38kmの道のりを向かい風の中ローテーションするのも嫌なので…
途中で断って抜けさせて頂きました。
ごめんなさい。
とは言え約20kmはずっとふたりでローテーション。
レース後にまたローテーション。
ホントに疲れました。その後はゆっくり走って宿到着!
次は移動や宿泊、機材等について纏めます!