ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

ごく普通のサラリーマンがサイクルロードレース 世界選手権に出場を目指すブログ

BONTRAGER AEOLUS 3 D3 TLR レビュー!一回目:乗り始めでの感想(20.13km)

鉄は熱いうちに打て!
と言うことで例によって乗ったままの感想を書き殴りたいと思います。
最近、財布の紐が破綻しております。


先日、BONTRAGER AEOLUS 3 D3 TLRを受け取りました。

f:id:yonpei-lespaul:20190320120515j:image
大変残念ながら手持ちのクリンチャータイヤを適当なチューブで履かせただけなので正確なベンチマークの対象になら無いかも知れません。少し落ち着いたらチューブレスタイヤを履かせてガッツリ走りたいと思います。


そして、このブログのお決まりでもあります”結論”から書きます。

BONTRAGER AEOLUS 3 D3 TLRの印象は…

 

コシのあるホイール!です!
回転させた先にある剛性感が素晴らしい!


これが第一印象です。合計20.13km乗った感想です。タイヤが変われば印象も変わる可能性がありますね…
概ね35mmのリムハイトにしては巡行しやすく感じます。その細かい理由は下記に纏めますが回すペダリングに向いております。回転を維持しやすく感じます。


商品のリンクはこちら。

www.trekbikes.com

 

■レビューについて
パラメータとしては下記8つです。現在全体的にベンチマーク評価を纏め中ですが今のところはLightweightと同じ項目で書いて行きたいと思います。

f:id:yonpei-lespaul:20190320120528j:image
1.漕ぎ出し
→普通です。激軽!と感じることはありません。公称重量1348gと言うことで軽さを期待しました。結論は普通です。そしてその普通と感じさせることが扱い易さに繋がってると言うことが後で分かります。


2.巡行性能/加減速
→公称重量1348gなので巡行より加減速に向いていると考えておりましたが実際は巡行性能も高いです。回すペダリングの維持が楽に感じます。加減速が苦手か?と言うこともありません。上から踏むペダリングも問題ありません。ぐんぐん加速してくれます。


3.掛かり
→ラチェットを手で回すとZIPP 404 NSWの方がきめ細やかに感じます。ただ走っている最中の掛かりは
AEOLUSの方が良く感じます。理由を考えてみたのですがリムが軽い分、引き足が上がりやすく上から踏み出しやすく感じる結果掛かりが良い!と感じているようです。


4.転がり
→これはまだタイヤがクリンチャーなので条件が揃った状態での検証では無いとご理解頂きたいのですが下りでの伸びはZIPPやLightweightに比べ一枚落ちます。これは体感出来るレベルで違いが分かります。


5.シッティング
→35mmのリムハイト、軽量リムと言う仕様から見て反発力と軽さでダンシングに向いていると勝手に思い込んでおりましたが結論は非常にシッティングで乗りやすいホイールです。一番の理由は巡行速度の維持が得意でしかも踏んでも加速する汎用性。これ普段遣いに履きつぶして良いのだろうか…と言う罪悪感すら抱いてしまう扱い易さです。


6.ダンシング
→始めはガンガン踏み倒せると思い込んで居たのもあり、いざダンシングしてみると「あれ?」となりました。
しかしながら比較的長い坂(私のPBで2分以上時間を要する)でずっとダンシングしてみましたが力が逃げる様子もシュータッチすることも無く素直にダンシングさせてくれます。BORA程の反発力はありませんが、ZIPPよりダンシングさせる気にさせてくれます。


7.剛性
→ガチガチの剛性感とは違う…芯のあると言うかコシのある剛性感です。
漕いで言った先ある硬さと言うのでしょうか、ゼンマイを巻くように段々と剛性感が増してくるように感じられる剛性です。
なので低速時や登坂時には良い意味でホイールが無駄な外部からの入力を否してくれるように感じられます。
反対に高速域では踏めば欲しいだけのパワーを速度に変換してくれます。反応も速いです。


8.ブレーキ
→現在、訳あってシマノ製のカーボンブレーキシューを使っております。
実はZIPPでは鳴きが激しいので交換予定でしたが、このホイールではそれが全くありません。
初動から高速域でのブレーキングでもコントロール性と関心感があります。
効きはどうか?と言うと程々です。ガッツリ効くとか弱いと感じることはありません。
私個人の意見だと好みの効き味です。
(ZIPPはガリガリとブレーキシューを削って確実に止まってくれる感がありこちらも好きです)


■現時点で感じたこと

f:id:yonpei-lespaul:20190320120554j:image

・性能対費用効果の程は?
はっきり言って普段履きにして乗り潰すことが勿体無いと感じる程、非常に高いレベルで纏まったホイールだと感じます。本ホイールを買う際、Aeolus Pro3と言う下位互換の製品と悩みました。
専門店の方に「お金を出してもAeolus3 D3を買うべき」とアドバイスを頂きましたが乗って見て納得です。


いえ。この答えはAeolus Pro3を使ってみてから結論付けるべきだと思います。それでもAeolus3 D3は素晴らしいホイールであることは自身を持って言えます。

 

もし、山岳レース系(ヒルクライムグランフォンド等)を目指す方がホイールで悩まれたら私はこのBONTRAGER AEOLUS 3 D3 TLRをオススメします。


今更ですがこのホイールは私の脚に合うなと染み染み思ってしまいました。
これからその答え合わせを時間を掛けて行いたいと思います。


今日はここまでです!


いつも最後までお読みいただきありがとうございます!