ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

ごく普通のサラリーマンがサイクルロードレース 世界選手権に出場を目指すブログ

BRM901 東京400佐久を走って参りました!(中盤戦)

◆中盤戦!

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*中盤戦スタート直後に雨模様に


・帰りの地図データをWahooにロードするとなんだか変な感じです。上手く表示出来ません。そこで全体のデータをロードして見ます。残りの距離205kmと表示されます。とりあえず上手く行った模様です。良く見ると、後半にピークが3つ見えます…あれ?
あ!騙されました!!前半より後半の方が登りが多い😂しかも後半の笹子峠は途中から並では無い斜度を示しています!ここまでは脚を使わないで行こうと決めました。野辺山は適当に…登ろうと思います。

・その後、ナビを見ながら進むが雨がどんどん降ってきます。雨が本格化する前にレインウェアを着ます。ただズボンを履いて分かったのですが、ズボンは脚に纏わりつくのでロードバイクを漕ぐのには向かないことが分かりました。気付いて直ぐ下だけ脱いで出発します。ちなみに脚に袋を付ける専用のビニールを先輩さんに貰ったものを試しました。しかしながら…右足が直ぐにフロントギアに絡まって穴が空く・・・直ぐに右足は水浸し。左はかなり持ちましたが次のコンビニで両方共取ることになりました。

 

・しばらく平地が続きます。ええ。とにかく走ります。雨がだんだんひどくなるが気にせず進みます。途中のコンビニでPCを間違えちゃったよ〜と言っている方と遭遇しますがPCの位置を教えてバイバイします。かわいそうに…。

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*もう本降りに…

・その内、少しずつ登り出します。遂に野辺山に到達した模様です!ゆるゆると登りだします。思ったより斜度はきつくないです。だがダウンも無くずっと登るので気分的に疲れます。先輩さんから「コンビニか自販機があったら止まってくれ!」と言われます。私も止まりたいのですが野辺山の上りは緩いのですがコンビニなんかありそうに無いくらい山奥でした。それでも登ってゆくと先の方にぼんやりと光が見えます。自販機です。既に一人だけ先客がいらっしゃいます。

・先輩さんを待っているとまた一人、また一人と吸い寄せられるように皆さんが足を止めます。話をすると皆さん既に疲労困憊状態。


・私はコーラを一本飲みます。ここの自販機にはまだ温かい飲み物も売っています!
少しすると先輩さんが追い付きます。水の補給とアッパー系?の飲み物を補給して再度走り出します!しばらくすると野辺山高原、銀河公園と言う場所に出ます。ここまで来るとそろそろピークも近い!

・ピークだ!と言う場所は無く…サイコンでどうやらピークっぽいところを過ぎます。ここからは下りです。かなりスピードが出ますが濃霧で飛ばせません。それでも走ってゆくと途中で何人か抜かせます。安全マージンを取っているのになぜ?と思いましたが皆さん、我々よりゆっくり走っておりますね。

 

・ここの下りは長くあまりコーナーも無いので晴れていれば…そして、路面が濡れていなければもっと飛ばせそうであります。そして、長く登ったので長く下れます。レインウェアを羽織っていたこともあり身体は冷えることはありませんでした。雨が降って居なくともウィンドブレーカーは必須だと思います。それ程までに長く風が冷たいです。

・10km以上の下りを抜けると平坦区間に入ります。距離が面白いように稼げます。残り130kmを切りました!この時はまだお尻も痛くないので下ハンを握って快調に飛ばすことが出来ます。PC前にまた何名かの集団を抜かすことが出来ました。

 

・このPCを抜けると次は橋本までPCがありません。出来るだけ補給をして出発します。まだ疲れはありませんが、最後の“笹子峠”の情報をいろいろな人と交換することにします。一説によると12%が続くそうで脚を残しておかないと大変なことになるとのことです…いやー、こんなところで12% 。厳しいと感じます。
確かにサイコンの表示は野辺山とほぼ同じくらいの獲得標高を田口峠程の距離で登り切る表示になっている。本当にきつそうです。

笹子峠までは特に変わりはなく段々と尻が痛くなるだけ。とにかくダンシングの時間が増えますが脚を使わずバイクを振るだけで前に進むスタイルが使えるようになりました。ただしこのダンシングは平地や登り返しだけで使えるものでクライミングには不向きの様子。でも国道20号などのアップダウンでは大いに使えました。ええ。尻を休めるテクニックですね。

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*ええ。結構登りますって表示です。

笹子峠に差し掛かるとサイコンの表示は嘘であると先輩さんが仕切りに言うようにんります。そんな気休めは要らないんだ!もう登るしか無いのだから!と思うもだんだん先輩さんの話が本当のように聞こえます。ただ、笹子峠の入り口は普通に7%以上の斜度があり厳しいことには変わりありませんでした。でも噂の12%はまだ登場しないので脚を溜めながら登ります。とは言え、ただ単にシッティングとダンシングを適当に混ぜて登るだけです。
私が遅いのもありますが先輩さんはほぼ射程圏内で私を捉えながら登ってきます。段々と斜度が楽になる区間が現れます。そうこうする内に大きなトンネルが現れます!
先輩さんいわくあれが”笹子トンネル”とのことです。あれを超えれば峠は終わり!?
サイコンの表示はトンネルの遥か上を往く山の傾斜を表しています。ならばと言うことでトンネル手前の道の駅に入ることを提案します。先輩さんも疲れているとのことで道の駅で休むことにしました。トイレと補給を済ませてから、ブレーキ等のチェックを実施しいざトンネルへ!
トンネルの標識を見るとどう読んでも笹子トンネルでは無い…まさか…また騙された!?
「先輩さん!笹子トンネルじゃないっすよ!もしかしてまだ登るんですかね?」
と言うとこの先のトンネルが笹子トンネルだから大丈夫だとのこと。一瞬焦りました…。

 

さあ、ここまで来れば終盤戦です!