ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

ごく普通のサラリーマンがサイクルロードレース 世界選手権に出場を目指すブログ

筑波8耐夏参戦について レース終盤編!

いよいよレースは終盤戦です!
そして筑波の話も後二回
(レース終盤と反省にブログを分けます。)


◆レース終盤
レース終盤に差し掛かるとアンカーをTTに出場した方にするために

少しだけ順番を入れ替えます。

最後から3番目。以外とプレッシャーの掛からない位置です。
エースの方は何かあった時に出動することを考えて10分間だけ走ります。

私は全力で走れるだけ走ってくださいと言われます。
ええ。私の仕事は明確です。出来るだけ速い集団を捕まえて出来るだけ

乗り続けるこですね。


この時、最終走者に選定された方は少々緊張気味でした。
彼は雨雲レーダを見ながらホイールを変えるべきか変えぬべきか、

ずっと悩んでいました。

 

私はとりあえずホイールをピットに持って来てはいかがですか?と提案してみました。
すると喜んで直ぐに取りに行かれました。
手元にあればいざ帰るとなってもそう時間が掛かるものではありませんし、

近くにあれば安心です。

エースさんは意外なほどに早くピットに戻ってきて私に交代です
私は奇跡的に先頭集団を捕まえることが出来ました。

 

今回のレース!本当に付いています!

 

先頭集団は再活性化しております。はっきり言って速いです。

特にバックストレートの手前のコーナーの発射速度が異常で常に

下ハンダンシングで追わねば切れそうになります。

このままこのインターバル地獄に付き合っているとどんどん追いつくのが

大変になることは明白ですが
切れる訳にも行かず、自分にそう長くは続かないと言い聞かせて我慢します。

自分では何周したか分かりませんが、少しづつ集団も少し落ち着いてきます。

不思議なことに周回タイムは落ちないのですがコーナー出口の発射速度は

格段に落ち着いてきまする。
この強度で表現は変な表現ではありますが確実に楽になりました。


ただそんな思いも束の間、直ぐにまた集団が再活性化します。
原因は新しく集団に加わった方々がペースを上げるのです…。
その割にその方達は直ぐに後ろに行って前を引かず仕舞いでペースが安定しません。
もう本当にちょっかい出すにはやめてくれ!と言いたくなりましたが

そんなこと言う暇もありません。

でも本部に限界を告げることは怠りませんでした。

 

わたし「げげげ限界です。帰還させてください。」
ほんぶ「OK。帰還してください」


直ぐに次の方がスタンバイオーケーになり帰還します。
ココらへんは無難に時が進みます。
その後最終走者の一人前の彼へバトンタッチ!


最終走者前の彼は中々集団を捕まえられず終盤の辛い時期に独走で

ペースアップを迫られます。
一人前の彼は何とか3:07台で走り続けます。
もうこれ以上のペースアップは難しい模様です。
からしたら凄いの一言…この時間帯であのペース。しかも独走。


この辺りから空の感じが怪しくなります。
最終走者さんはホイールチェンジを考えあぐねているとポツポツ雨が降って来ました。
最終走者さん!直前でホイールチェンジを決断!!

(もちろんMavic Cosmic Pro Carbon USTです)

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*路面は完全に濡れてしまいました。

 

私がホイールを、最終走者さんがブレーキシューの調整を担当されます。

(これ以外に他の方に謎のチェーン落ちが発生するとかブレーキが利かないとか結構トラブルが終盤に重なりました)

交代前にエースさんから最終走者さんへスプリントのコース取りの指示が飛びます。

もう勝ちに行くことは前提でした。
今回は多少足を使っても良いからアウトから抜く作戦。
バックストレートの最後で二番手について最後はアウトから抜く。

最終走者さんは少し緊張気味でしたがピットクローズギリギリに交代!

集団の巡り合わせはあまり良くなく、我々のチームより後にいる集団が速い模様。
もうどうすることも出来ないが最終走者さんは独走力もあり力強くペースを刻みます。


さて、規定時間の終了時間である17時になります!

ゴール地点に行くと17時前から旗が振られています。
ただ、旗の色が「」です…

あれ?おかしいねぇなんて話していると最終走者さんが怒涛のスプリント。
大外からまくって集団内2位でゴール。
でも、ちょっと待ってあの旗「色が青だ!

結論から言うともう一周あることが判明しました。
慌てて無線で最終走者さんに

 

「後一周ありますよ!!」

 

と伝える。

 

最終走者さん 「もう限界です…」
えーすさん       「絞り出してください」
最終走者さん   「わかりました…」

 

つまり集団から切れずにもう一周して、最後にもう一度、

スプリントする必要があります。

周りも含めこの青旗は勘違いした人が多く不評でした。
お陰様で周りも消耗しており条件は一緒なのでそこは助かりました。

最後の一周でもう一度、最終走者さんは大外からまくってスプリント!
前回と同じく集団内2位でゴールです。これだけでも凄い!

 

長くなりましたが次はゴール編です!
いつも最後までお読み頂き誠にありがとうございます!