ごく普通のサラリーマンのサイクルロードレース

ごく普通のサラリーマンがサイクルロードレース 世界選手権に出場を目指すブログ

ニセコクラシック140km当日編 - その2- スタートからアンヌプリ頂上決戦!まで!!

一気に書き上げれば良いのですが、既に下書きがありまして…

そいつが超長文なのでお許しください。

なるべく削らず全てに近い文章を書いてお伝えして参りたいと思います。

 

ローリングスタートから

・スタートグリッドに並んだ状態でオープニングセレモニーが始まりました。
 特に…何も無くスタートへ。
 スタートはオフィシャルカー(レガシィ)がウェーブごとに用意されており、

 そのクルマに合わせてローリングスタートします。

・初めにヒラフ坂を下り、その後本番のコースへ。
 思ったより長く一山超えるまでレガシィが引いてくれます。
 はっきり言って私レベルからすればかなりおせっかいです。
 とんでもないスピードで引き釣り回されます。
 f:id:yonpei-lespaul:20180726172533j:plain

◆アクチュアルスタート!

レガシィの鬼引きもあり私自身、2つ目の峠で切れます。
 このまま行ったら死ぬ…。
 いわゆるガチ勢はレガシィの鬼引きについて行きます。
 あれじゃ無いと世界選手権は無理なんですね…。
 世界選手権が遠のいた私はと言うと、第二集団で生きてゆくことを決意しました。

・決意した瞬間に下りの区間に入ります。
 凄まじいスピードに舌を巻く…本気でみんな安全考慮している?死ぬの?
 思った通り、前の人がガッツリアウトインアウト。


 はい。 落車~


 にならずに何とかなりました。でもリアがずっと

 滑ってコース端まで追いやられました。

 最終的にはグリーン・ゾーン(ただの原っぱ)に入り緊急停止。
 地元のおじさまに「前の人、危なかったね。良く止まれたね。」と
 お声掛け頂きおばさまたちに頑張れ!頑張れ!励まされます。
 「行ってきます」
 とだけ言い残し、再スタートを切ります。 
 集団からもガッツリちぎられましたが後続が少しずつ来るので
 その方達に合流します。


・一緒に走っている人をかき集めて前を追う集団を作ります。
 そうでないと25%どころか完走も難しいと気付きました。

グルペットを形成するために走りながらいろいろな方々に話掛けて
 頼りになりそうな人を探します。
 登りの脚は大体分かりました。この中なら私は十分走れる方に入るようでした。
 あくまでこの時のペースが基準ですが…。
 この時点でアンヌプリの登りに入っております。
 いつもの通り

 

 「良いフレーム乗っていますね。」

 「そのホイールチューブレスですよね?」

 

 とか褒めちぎりながら相手との心の距離を縮めます。
 本当にこのように時のために

 自分のコミュニケーション能力の高さはあるのだと

 実感させられました。

 

・お話した結果、この中で頼れそうなのは3名です。


 1.魚のジャージの方
 2.コースを知り尽くしている方
 3.登りが得意な方

 

 皆さんにお声掛けして下りきった平地で協力して進むことを約束して下り始めます。

 

・コースに詳しい方の話だと、一番最初のKOMまで斜度は大したことないものの
 とにかく長く、そしてKOMの表記があってからも中々下りに入らずに
 そのまま登り続けるらしい…通称KOM詐欺

 アンヌプリは特に書くダラダラ登ります。斜度は聞いていた通り大したことは
 無いのですがストレートにドカン!と登りが続きます。
 そんな中、前の方からチラホラ人が振って来ます。
 ただ私のカテオリー緑ゼッケンは少数でした。2,3人居たかどうかくらいです。

 

・コースに詳しい方に質問をさせていただきますが、とにかく生きが荒い。
 話し掛けるのが申し訳無く感じる程でした。
 ただ、この方は非常に良い方でいろいろと教えてくださいます。
 そして一人でもずっと話している…ので気にせず話すを続けます。

 

・この時気付きましたが、周りには既に小さいながら集団が出来ており、
 前方に魚のジャージの方と若者が先頭を引いております。

 

・自分はと言うと後半の峠でかなりの斜度があるとの噂を聞いているので
 この長ーい峠はとにかく脚を残すことを考えてダンシングとシッティングを
 織り交ぜて一つの箇所が疲労しないよう心掛けて登ります。

 

・談笑して小集団で進んでいるとKOMまで1kmの標識が出てきます。
 KOM詐欺の件を聞いていたので脚を溜めておこうと思ったら
 コースに詳しい方がいきなりスプリント!!


 私も少しだけ回して彼よりちょっとだけ前を走るようにKOMを通過しました。
 些細なことですが負けません。

この後、本格的にロードレースが始まりますが

それはまた次回!乞うご期待!!